チュニジアをレンタカーで周遊

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チュニジア旅行の計画

2009年、5月の連休明けには、夏休みの旅行先をチュニジアに決めて、7/24(金)〜8/2(日)で、エミレーツ航空のドバイ経由チュニス往復便を予約しました。アフリカ大陸は、私も妻も初めてです。

その航空券のキャンセル料が発生するのが7/3からでしたが、その寸前の6/25(木)に、会社の仕事が、翌週が一番夏休みを取りやすい状況となり、急遽、3日後の6/28(日)出発、7/6(月)帰国のアリタリア航空便に変更しました。結果的に、航空運賃も1万円ほど安くなりました。

アフリカと言ってもヨーロッパに近くて安全で秩序のある国なので、最初から最後までレンタカーでめぐることにしました。(いわゆる「アラブの春」の民主化運動が起きて反政府デモがチュニジア全土に拡大した「ジャスミン革命」が起きたのは、旅行した翌年でした。)

国際免許を6/26(金)に取りに行き、レンタカー予約の日程を変更し、夜遅く着くので最初の1泊目の宿も予約して、もうバタバタと超特急で準備しました。

旅程(2009年)

6/28(日): 成田1320→1900ローマ2140→2200チュニス

チュニジア01: 深夜にチュニスに到着し、悲しい部屋ですぐ寝る
→チュニジア旅行記のトップページへ美味しい機内食を食べ、暑くないチュニスに到着する成田を13時半頃にアリタリア航空ローマ行きの便で飛び立ちました。遅めの昼食となる最初の機内食は、お腹を空かせてもいたし、美味しくいただきました。ローマで乗り継...

6/29(月): チュニス→カルタゴ→シディ・ブ・サイド→ケロアン

チュニジア02: カルタゴの古代軍港でピクニックする
→チュニジア旅行記のトップページへ美味しい朝食の後、空港でレンタカーを受取る昨晩到着した時の印象は悪いホテルでしたが、朝食のバイキングは良かったです。オーヴンで焼いたズッキーニ、ナス、トマトなどもあり、特にカフェ・オ・レとクロワッサンがとっ...
チュニジア03: チュニジアンブルーに魅了され、イスラム第4の聖地に向かう
→チュニジア旅行記のトップページへ美しいシディ・ブ・サイドの街を歩く次の目的地のシディ・ブ・サイドは、カルタゴから一本道で5~10分。街に入ると、白壁にチュニジアンブルーでペイントされたドアや窓のある素敵な建物が目に飛び込んできました。車を...

6/30(火): ケロアン→スベイトラ→タメルザ

チュニジア04: 聖地ケロアンをめぐり、スベイトラのローマ遺跡を歩く
→チュニジア旅行記のトップページへイスラム第4の聖地ケロアンをめぐる4時過ぎから薄明るくなって、小鳥の大群の鳴き声で目覚めました。ホテルのはす向かいは、木々の茂る公園です。朝食はカフェオレとパン。質素だけど、焼きたてのパンはとてもおいしかっ...
チュニジア05: 羊焼きに挑戦し、オアシスのリゾートに泊まる
→チュニジア旅行記のトップページへ新鮮すぎる羊のバーベキューに挑戦し、大満足する大平原の中にポツンと建った小屋に羊がぶら下がっていて、家族連れが食事をしています。そのような、どうにも気になるお店をスベイトラ前後の道でいくつか見かけました。こ...

7/1(水): タメルザ→山岳オアシス→トズール→ドゥーズ→砂漠ツアー

チュニジア06: 砂漠の山岳オアシスを巡り歩く
→チュニジア旅行記のトップページへ朝陽に照らされた旧村を眺めながら、朝食をいただく昇りだした朝陽がタメルザの旧村を照らしています。部屋からこんな光景が見られるなんて、やはりここに宿泊する価値は充分にありました。ホテルでの朝食は、冷た~いモモ...
チュニジア07: 日干し煉瓦の街で合奏し、北アフリカ最大の塩湖を渡る
→チュニジア旅行記のトップページへ塩湖を渡ってトズールを目指す山岳地帯のシェビカからひたすら山道を下り、地平線の彼方に見えていたショット・エル・ガルサの塩湖を渡ってトズールを目指しました。陽が高くなって、白い塩の照り返しで目が眩みそうです。...
チュニジア08: ラクダに乗ってサハラ砂漠に入り、満天の星空の下に眠る
→チュニジア旅行記のトップページへラクダに乗ってサハラ砂漠へ塩湖を渡り、サハラ砂漠への入り口となるドゥーズに16時少し前に到着しました。昨日電話で申し込んだ砂漠でのキャンプツアーの集合場所に行くと、今夜のツアーは日本人男性のK氏と我が家の3...

7/2(木): ドゥーズ→マトマタ→クサール見学→タタウィン

チュニジア09: 暑くなる前に砂漠を脱出し、ベルベル人の穴居住宅に驚く
→チュニジア旅行記のトップページへ砂漠らしい朝食を楽しむ深夜遅くまで星空を眺めていたので、空が白みはじめてムスタファさんに「ガレット、ガレット!」と起こされても何のことか分からず、しばらくまどろんでました。するとムスタファさんが再びやって来...
チュニジア10: オモチャの国のようなクサールを巡る
→チュニジア旅行記のトップページへひっそり美しいベルベル村を見るマトマタを出て次に訪れたのはトゥジェンというひっそりした村です。ここも古くからのベルベル人(北アフリカの先住民)の暮らすところで、日干し煉瓦で造られた家々が山にへばりつくように...
チュニジア11: 荒廃したクサールの村を歩く
→チュニジア旅行記のトップページへ今や1家族だけが残る廃墟の村次に向かったのはドゥイレットという村です。平地から山になるところの山頂にクサールが造られ、山の中腹には白いモスクが建っています。かつては何千人も住んでいた村ですが、いまは廃墟同然...

7/3(金): タタウィン→クサール見学→スース

チュニジア12: 再びクサールを巡り、ダース・ベイダーの幼少期の家を見る
→チュニジア旅行記のトップページへ情報交換して再びクサール巡りに出かけるホテルの朝食で若い日本人女性に出会いました。彼女は1週間の予定でクサール巡りが目的だそうです。タクシーを1日ずつ雇って回っているとのこと。お互い情報交換をしました。今日...
チュニジア13: 旅行中一番美味しかった羊焼きを食べて、スースを目指す
→チュニジア旅行記のトップページへ再び羊のバーベキューに舌鼓を打つクサール巡りを終えて大都市メドニンの市内を抜けると、羊がぶら下がってる店が数え切れないほどありました。まだ11時半だったけれど、今日は休息日なので早くから家族連れも食事してい...
チュニジア14: 夕暮れにスースの旧市街とビーチを歩く
→チュニジア旅行記のトップページへスースの旧市街のお店をのぞく17時を過ぎてスースのビーチ沿いのホテルにチェックインした後、お腹を壊した私はホテルで休み、妻が1人で出かけました。ホテルは観光にとっても便利な場所にあり、旧市街まで徒歩5~6分...

7/4(土): スース→チュニス

チュニジア15: スース市街の観光をして、チュニスに向かう
→チュニジア旅行記のトップページへ早朝のビーチを散歩して、広場のカフェで朝食にする昨日はお腹を壊してダウンしていましたが、ビオフェルミンという薬を飲んで、一晩経つと回復しました。朝食がついていないホテルだったので、チェックアウトの時間まで朝...
チュニジア16: チュニス市街を観光し、絶体絶命のピンチに陥る
→チュニジア旅行記のトップページへこの記事は、妻のブログから妻視点の文章をほぼそのまま転載しました。チュニス市街の運転に苦労して、最初のホテルにたどり着くチュニスの街中へ入るのはとっても苦労しました。高速道路を降りる場所を1つ見逃してしまい...
チュニジア17: チュニジア最後の晩の窮地、試練、とどめ
→チュニジア旅行記のトップページへこの記事は、妻のブログから妻視点の文章をほぼそのまま転載しました。レンタカーが消えた窮地を脱するレンタカーが無い! 駐車したはずの場所には何もありません。大ピンチです。体力的に限界に近いほど疲れきっているの...

7/5(日): チュニス1050→1340ミラノ1425→

7/6(月): →0915成田

チュニジア18: 慌ただしくミラノで乗り継いで帰国するも、荷物が…
→チュニジア旅行記のトップページへ豪華な朝食を食べてチュニス空港へチュニジア最後の朝、再び豪華なバイキングスタイルの朝食を6時半からとって、8時頃チェックアウト。チュニス空港までは迷うことなく無事到着。レンタカーを紛失したことなど一切言わず...

チュニジア旅行の総括

とにかく空気が乾燥していて、暑くて、砂漠地帯では40度以上ありましたが、アフリカ、イスラム、フランスの文化が溶け合った世界は、興味がつきませんでした。

砂漠の真っ只中で、星空のもと、砂の上で寝たのは、忘れられない体験になりました。

映画『スター・ウォーズ』のロケ地だったところは、本当に異世界のようでした。

最後の最後にとんでもないハプニングが2つもあって、その1つはこれまでの旅行の中でも最大のトラブルでしたが、どうにか支障なく旅行を無事に終えることができました。

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