チュニジア15: スース市街の観光をして、チュニスに向かう

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早朝のビーチを散歩して、広場のカフェで朝食にする

昨日はお腹を壊してダウンしていましたが、ビオフェルミンという薬を飲んで、一晩経つと回復しました。

朝食がついていないホテルだったので、チェックアウトの時間まで朝食とメディナ(旧市街)観光に出かけました。

まずはビーチへ。まだ6時過ぎだというのに、既に海水浴を楽しむ家族連れや若者たちがいます。白い砂浜は夜中のうちに清掃され、ゴミ箱はほとんどカラになっていて、気持ちの良い朝のビーチ散歩になりました。

朝食はメディナ入り口のファルハット・ハシェド広場が見えるカフェで朝食セットを頼みました。

絞りたてのフレッシュオレンジジュース、クロワッサン、パン、ゆで卵又はオムレツ、カフェオレ、ジャムで1人6ディナール(440円)。場所がら観光値段だけれど、焼きたてのパン、クロワッサン、ジュースがとってもおいしく、パンは大きすぎて食べきれませんでした。オレンジジュースを飲んでもお腹は大丈夫だったのでホッ。

港で派手派手しいアラブの海賊船に出会う

メディナ内のグランド・モスクが開く8時まで1時間ほどあるので、隣接している港へ散歩に行きました。

おやおや、海賊船です。しかも5艘も!

無人島へ行く海賊船クルーズの船らしいです。それにしてもアラブの海賊船は装飾もハデハデだし、勇ましい感じです。でも帆がないから帆走は出来ません。

魚の水揚げをしている小さな漁船もいました。

メディナの見どころを巡り、塔の上から街を見渡す

8時になってもグランド・モスクの扉は開きません。待つこと数分、大きな鍵の束を持ったスタッフが我々のために鍵を開けてくれました。

ここスースは外国人観光客が多く、ラフな格好をした人も多いです。妻も膝丈のスポーツパンツ姿だったので、門を入るや否や鍵をあけてくれたおじさんがこれを使いなさいと、大きな布を貸してくれました。腰に巻いて足を隠すのです。ちょっと丈が足りなかったけれど、入場OKとなりました。

異教徒なので中庭のみの見学です。広場のタイル敷がシンプルだけど、2色使いになっていてお洒落です。

次に隣のリバトへ向かいました。メディナの中でも最も古く8世紀に建てられ、港や武器庫を守る要塞の役割があったそうです。

要塞トップのアーチ型の壁に銃眼が開いていて、午前中の日差しが銃眼の穴の影を落としているのが面白いです。

リバトの塔に登るとスースの街が一望できました。隣の先ほど見学したグランド・モスクも丸見えです。

メディナの反対側にあるカスバ(今は博物館になってしまっているけれど、昔の王宮)が見えます。行きたいけれど、もう時間がありません。カスバの博物館よりも行きたい所があるのです。

スース観光の最後にスークを歩く

世界遺産のメディナの中を少しぶらぶら歩きながらスパイス(サフランとハリッサ)を買いました。

季節ものなのか、あちこちのスークで生のアーモンドが売られています。安いけれど持ち帰れる代物ではないので諦めざるを得ません。

スースの街を苦労して出て、チュニスに向かう

10時少し前にホテルをチェックアウト。一路首都チュニスへ向かいます。明日の午前中の飛行機で帰国です。

メディナの城壁ともさよならです。高速道路へ向かう途中、昨日も通ったけれど、見学しそびれたカスバの横を通りました。

ドライヴしていて、地方から大都市へ入るのは「City Center→」のサインを辿れば簡単に街の中心へやって来られますが、カーナビなしで街から抜けるのは一苦労です。

「Highway→」のサインは1~2ヶ所しかなくて、まだスースの中心部に近い時点で道が分からなくなり、地元の人に聞いて、どうにか無事に高速道路へ通じるメインストリートに乗れました。

徐行! 馬やロバの荷車もランダバウトに入って来ます。チュニジアらしい光景です。

無事高速道路へ乗れるとホッとします。チュニス近郊まではリラックスしてドライブを楽しめました。

昨日スファックスからスースまで走った高速道路は、地図上工事中になっていて、料金は徴収されませんでしたが、スースからチュニスまではしっかり有料道路になっていて、物売りの姿も見かけませんでした。

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