米沢秘湯巡りと山寺

この記事は約3分でお読みいただけます。

サクランボ狩りに山形に行くのに、蔵王は雲にすっぽり覆われていたので、予定になかった米沢八湯というところに立ち寄ることにしました。どこも山奥の秘湯で、八湯と言っても3カ所くらいに分かれていて、距離的にはそう遠くなくても、車で行くには大回りすることになります。全部行く時間は無いので、写真を見て一番そそられた姥湯温泉をまずは目指しました。

アクセル全開でものろのろな急坂で、対向車が来たら延々とどちらかがバックしないといけなそうな細い道で山奥を目指し、途中、初めて見る車用のスイッチバックという所を通り、道路が尽きるところから吊り橋を歩いて渡って川沿いの道を少し登ったところに、とても雰囲気の良い秘湯がありました。やはり白濁した硫黄泉が一番温泉らしくて良いです。
途中にあった滑川温泉にも立ち寄りましたが、写真の川沿いの岩風呂は、この時間は女性専用だったので、私は入れずに狭い檜風呂につかりました。

お昼を過ぎてお腹も空いたものの、こんな所に食事が出来る所は無いだろうと思っていたら、何とありました。そもそもこんな所に駅があるはずが無いというところに峠駅というのがカーナビに表示されているので、そこに向かってみると、峠の茶屋がこつ然と現れ、ここの名物というお団子や雑煮をいただきました。

店の前には大きなトンネルのような建物があり、昔はここに線路が通っていたようです。駅の跡でも見ようかと建物の中に入って行ってみました。

廃線に沿って奥へ奥へと歩いていくと・・・

何とそこには、JR奥羽線の現役の駅があって、しかも山形新幹線もここを通過するのです。こんなユニークな駅は見たことも聞いたこともありませんでした。そういう所なので、写真を撮りに来ている鉄な人もちらほらいました。

山形市に入り、山寺に登りました。涼しい森の中を抜けて、急斜面のいくつものお寺の建物をつなぐ石段を千段以上登る道は、とても変化があって楽しかったです。

上から眺める景色はさわやかでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Translate »