横浜港めぐり+工場夜景クルーズ

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工場夜景クルーズは、アーサー・ランサム・クラブ(ARC)の2013年の総会時に企画しましたが、当時はより魅力的な別の計画に変更となったため、9年ぶりにリベンジすることになりました。

コロナ禍でずっとリアルなイベントができなかったので、ARCとしても久しぶりに大勢が集まる貴重な機会です。

工場夜景クルーズにもいろいろな会社と船がありますが、今回は参加希望者全員が乗れるように大きめの船で、工場に加えて横浜みなとみらい地区の夜景も楽しめる「工場夜景PLUS」というレクシステム社のプランを選びました。

ピア象の鼻から出航

ARCからは予約組と当日乗船組合わせて16名が集まり、横浜港のピア象の鼻からYUME-HAMA号に乗船しました。

私は写真を撮りやすいように早めに並んで2番目に乗船できたので、2階のオープンデッキの最前列の席を確保できました。

18時の出航時には、まだ空に明るさが残っていたので、黄昏時とすっかり暗くなってからの両方の夜景を楽しめるのも良かったです。

船はすぐにスピードを上げて、横浜北水堤灯台(通称「赤灯台」)を通り過ぎました。現役の灯台としては、東京湾最古だそうです。

太平洋に出るには、右手の横浜ベイブリッジをくぐることになりますが、今日は工場が立ち並ぶ京浜運河に向かうので、左手の大黒大橋(写真↓)を目指します。

京浜運河を往復

大黒大橋をくぐって京浜運河に入りました。

両岸には、火力発電所、天然ガス発電所、製油所、製鉄所、製粉工場などが立ち並び、あちこちに聳え立つ煙突から炎(フレアスタック)が噴き上がっています。

特に印象的だったのは、「川崎のモン・サン・ミシェル」と呼ばれる東亜石油京浜製油所の夜景でした。

JR鶴見線の海芝浦支線の終着駅となる海芝浦駅もユニークでおもしろかったです。駅の出口が東芝の工場のゲートになっているので、一般客は駅から出ることができません。

海芝浦駅から望む対岸のつばさ橋大黒埠頭(写真↓)の景観は素晴らしく、そのために駅に来た一般客の居場所として、駅に隣接する海芝公園を東芝が整備し開放してくれているそうです。

横浜港めぐり

船はまた大黒大橋をくぐり、横浜港に戻って来ました。左手にはライトアップされた横浜ベイブリッジが見えています。

右手の横浜ノース・ドックには、米陸海軍の施設があり、ソナー船のものものしい姿が印象的でした。

そして、正面のみなとみらい地区の夜景のなんと素晴らしいこと。遠くに見えていた色とりどりのビル群に、だんだんと近づいて行くのは、このクルーズのハイライトでした。

船は横浜ハンマーヘッドを回り込むように進み、ハンマーヘッドクレーンの真下を通ってくれました。

ハンマーヘッドの隣は、海上保安庁の基地です。ここの埠頭は、大災害時にも物資の輸送に支障をきたさないように、特別に頑丈に作られているそうです。

ピア象の鼻に帰港する寸前に、ライトアップされたマリーンルージュ号とすれ違いました。

最後に赤レンガ倉庫の前を通ってピア象の鼻に戻り、1時間半のクルーズを終えました。


クルーズ後に数人で夕食に入った近くのハワイアンレストラン「サンアロハ」のイカ墨カレーライス、また食べに来たいと思うほど、と〜っても美味しかったです。

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