コルラ→クチャ

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今日は実に貧乏自由旅行らしい一日でした。

朝、ホテルのすぐ近くで朝市を見つけて、そこで朝食用に美味しそうな珍しいものを買い食いしながら、日本に持って帰る食料もいくつか買い出ししました。

「地球の歩き方」のコルラの地図は縮尺も実際の道路もどうもおかしいので、930発のクチャ行き始発に間に合うようにバスターミナルまで歩くのは時間的に厳しそうです。原則使わないことにしているタクシーで行って、クチャ行きの切符を買おうとすると、1130しかないとのこと。歩き方では930から1時間毎と書いてありましたが、実際は1000から1時間半毎で、1000発は既に満席のようです。

2時間以上も待っている間に銀行で両替しようと周りを歩き回りましたが、ようやく見つけた1つは閉まっているし、もう1つは両替するなら中国銀行に行くようにとのこと。それはホテルの近くなので今からまた戻る気はしません。

ようやくバスに乗って、ずっと同じような景色の中を4時間走ってクチャに到着。「地球の歩き方」のクチャの地図は正確だったので、まずは中国銀行へ。16時5分前に着いたら閉まっていましたが、16時から開くと書いてあったので待っていたけど開きません。一緒に待っていた地元の人も諦めていなくなりました。ドルを両替したかったけど、仕方ないのでクレジットカードでキャッシング。
翌日の夜行バスでウルムチに戻ってウルムチで1泊する予定でしたが、クチャでゆっくりしたくなったのと、列車がとても快適だったので、翌々日の寝台列車でウルムチに戻ることにしました。

列車の切符が市内で買えるオフィスのある場所まで歩いて行きましたが、どこにも見当たりません。近くの交番で聞いてみたら、歩き方の情報が古いようで、この辺りにはなさそうです。駅まで連れて行ってくれると言われたけど、今から行きたいホテルは逆方向だし、ホテルの旅行社でも手配できそうなので断ると、結局、何とホテルまでパトカーで送ってもらえることになりました。

サイレンこそ鳴らさないけど他の車を停めながらスイスイ飛ばしてあっという間にホテル着。しかも一緒にフロントまでついてきてくれます。ホテルの従業員の顔が何となく引きつっているように見えたのは気のせいでしょうか。筆談で無事にチェックイン。きっと満室だったとしても警官が何とかしてくれただろうと思えるほど、横で存在感がありました。こちらも何か悪いことして連れて来られたかのように見えないよう始終ニコニコしながら警官とフレンドリーな感じを醸し出す努力をしました(笑)。

次は、列車の切符と明日のクチャ1日ツァーの手配です。歩き方に、このホテルに旅行社が併設されているとあったので、このホテルにしたのですが、何と私の読み間違いで、それは別のホテルでした。フロントでその旅行社が何処にあるか聞いた時に自分の間違いに気付いたのですが、フロントがその旅行社に電話して日本語が分かる人を出してくれたので、明日の1日ツァーの手配は電話で済みました。しかし列車の切符を取るのは難しいとのこと。

電話が終わった後、その様子を聞いていたのか、別の旅行社の人でたまたまロビーにいた人が声をかけてきて、列車の切符を取れるかもしれないとのこと。出発・到着時刻や料金の情報を一通り教えてもらえて良かったけど、手数料が50元とのことで、お断り。時間はあるので1元のバスに乗ってのんびり駅まで行って、結局自分達で何とか筆談で、第1希望ではないものの、切符をゲットできました。

夕食はホテル近くのバザールの屋台でウイグル料理。ウズベキスタンに街の雰囲気は似てますが、料理は新疆ウイグル自治区の方がずっと美味しいです。どの街でもちょっと歩くと市場があって、そこには様々な民族が入り混じっていて、我が家の旅が求めるものを難なく満たしてくれて、もう最高です。

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