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旅程を変更してシャフリサーブスへ
サマルカンドから南へ車で1時間半の所にシャフリサーブスというティムールが生まれた世界遺産の街があります。
予定では、サマルカンドに2泊する間にシャフリサーブスへ日帰りで行くつもりでしたが、1日で見たい所を全てまわれたサマルカンドは1泊だけにして、車でシャフリサーブス経由で次の目的地のブハラに向かい、ブハラとヒヴァで2泊ずつすることにしました。
サマルカンドを10時半に出発して、シャフリサーブスで観光・昼食をする2〜3時間の間は待ってもらった後、ブハラまで計5時間ほど、約350kmのドライブをしてくれる貸切タクシーを$50で手配しました。
ウズベキスタンの長距離タクシーは、韓国製のネクシアという車が、比較的乗り心地も良くて大人気のようで、今回もその車になりました。
時おり雨も降るあいにくの天気でしたが、標高1600m超の峠を越える道中の景色を楽しんで、ちょうど正午にシャフリサーブスに着きました。
ティムールのアク・サライ宮殿跡
最初に、ティムールが残した最大の建造物であるアク・サライ宮殿の跡を見に行きました。
現在残っているのは、入り口のアーチの残骸である２つの塔だけです。
右側の塔に登って、周りの景色を楽しみました。広場の中央に立っているのはティムールの像です。
右の塔の上から左の塔を見ると、青いタイル模様が残っていました。
中央アジア料理のランチ
ランチには、中央アジア料理のラグマン（具だくさんうどん）と・・・
ショールヴァ（肉や野菜の具だくさんスープ）をいただきながら・・・
その横で、シャシリク（肉の串焼き）も焼いてもらって・・・
こちら風にタマネギのスライスと一緒にいただきました。
料理にはサラダとナンが付いてきて、キブライというウズベキスタンのビールも1本頼んで、全部あわせても500円ほどでした。
これで、主だった中央アジア料理を一通り味わうことができました。
ティムールの父が眠る廟
食後、“瞑想の家”という意味のドルッティロヴァット建築群を見ました。
中庭に入り、コク・グンバス・モスクを正面から眺めて・・・
その裏を見ると、お約束の青いドームがありました。
モスクと向かい合う２つの廟の左側には、ティムールの父とその指導者が葬られています。
右側の廟には、４つの墓石が並んでいて、その一番奥のは、多くの信者が病気の治癒を願って触ったため、くぼみができていました。
外に出ると、ちょうど近くを通り過ぎて行く葬列を見かけました。
ティムールが葬られるはずだった廟
最後に、ドルッサオダット建築群を見ました。
ハズラティ・イマーム・モスクの中庭を通って行くと・・・
崩れかけたシャハンギール廟があり、ここにはティムールが自分のために用意した廟も残っているのですが、彼は結局サマルカンドに葬られました。
夕暮れのブハラを散歩
14時半頃シャフリサーブスを出発し、ブハラに向かう途中、羊飼いが羊の群れを連れているのを見かけました。
18時頃、今回の旅で3つ目の世界遺産の街、ブハラに着き、1人1泊朝食付き$12のNazira & Azizbekという宿にチェックインしました。
夕食前に小1時間の散歩に出かけました。まず宿の側にあるラビハウズという池のまわりを歩き・・・
狭い路地を抜けてチャル・ミナルまで歩いて行ってみました。素敵な眺めで、明日ブハラをあちこち見てまわるのが今から楽しみです。
夕食は、宿で$2のショールバ、サラダ、パンなどをいただき、ウズベキスタン2日目を終えました。
