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ケニア旅行を計画
ゴールデンウィークが終わり、夏休みの旅行の行き先を検討していたところ、成田〜ナイロビの航空券が、お盆の週でも10万円しない料金であったので、ケニアに行くことにしました。中国南方航空の広州乗継便です。(ちなみに、広州〜ナイロビ路線は就航直後の2便目に乗ったので、我が家が成田→広州→ナイロビの第1号の乗客でした。)
ケニアで一番やりたいことは、ジープに乗って草原を走り野生の動物を眺めるサファリツアーです。調べると、マサイ・マラ国立保護区で3泊4日、アンボセリ国立公園で2泊3日が一般的なようです。熱気球に乗って空から野生動物を眺めるのも魅力的です。ナイバシャ湖というところでのボートサファリも面白そうです。これでちょうど休暇ぎりぎりの9泊10日に収まります。
サファリの現地ツアー会社に以上の希望を伝えて見積もりをお願いした中で、「まるまるサファリの本」というガイドブック(ケニアにサファリに行く人は必携)でもおすすめだし、口コミの評判もいいし、他よりも安かったJocky Tours and Safarisというところに決めました。
サファリツアーは、宿泊施設をリゾートロッジにするかキャンプサイトのテントにするか、車をプライベート(貸切)にするかシェアード(他のツアー客と一緒)にするかで料金が違うのですが、我が家は安い方が楽しめるので、ベッド付きのテントに泊まるキャンピングサファリで、他国からのツアー客とも仲良くなれそうなシェアードカーを選びました。
最後のナイロビの1泊は自分で別途手配することにしましたが、それ以外の全ての交通費・食費・宿泊費・公園入場料を含むサファリツアー料金は1人840ドル(チップは別)、熱気球は別途(420ドルから値切って)400ドルとのことです。
熱気球はとても高いので迷いましたが、世界のどこかで乗るとしたら、ケニアのサファリは良い場所だと思い、これも含めることにしました。
社会人の息子もケニアは行きたいというので、家族3人での旅行です。
最終的な旅程は以下のようになりました。
旅程(2015年)
- 8/6: 成田1550→1930広州
- 8/7: 広州0045→0700ナイロビ→マサイ・マラ国立保護区
- 8/8: マサイ・マラ国立保護区(サファリ)
- 8/9: マサイ・マラ国立保護区(熱気球、サファリ)
- 8/10: マサイ・マラ国立保護区(サファリ)→ナイバシャ湖(ボートサファリ)→ナクル湖国立公園
- 8/11: ナクル湖国立公園(サファリ)→ナイロビ→アンボセリ国立公園
- 8/12: アンボセリ国立公園(サファリ)
- 8/13: アンボセリ国立公園(サファリ)→ナイロビ
- 8/14: ナイロビ1335→
- 8/15: →0550広州0900→1440成田
ケニア旅行の印象
今回の旅で最も印象に残ったことのベスト10です。それぞれの記事をクリック/タップしてぜひご覧ください。
この中で、南十字星は南半球ならケニアでなくても見られますが、それ以外は、どれもケニアならではの体験でした。やっぱり、世界をあちこち旅する中で、ケニアのサファリは一度は体験する価値のあることだと思いました。(ケニアの隣国のタンザニアでも良いと思います。)
治安と病気の心配
治安と病気の心配がある国ですが、サファリツアー中は特に治安面で危ない所には行かないし、ツアー後の最後のナイロビでは、昼間なら歩いても安全と言われる範囲内で行動したので、特に不安に感じることはありませんでした。
病気については、必須の黄熱病予防接種はしていきましたが、副作用のリスクがあるマラリアの予防薬は使わず、蚊帳の中で寝る以上の特別なことはしませんでした。サファリツアー中に出てくる食事は、生野菜も含めて食べましたが、結果的に、お腹をこわすこともなく元気に旅行できて良かったです。(追記:息子が最後にラクダのミルクを飲んでお腹を軽くこわしてました。)
むしろ注意が必要なのは、未舗装のガタガタ道をサファリカーで行く時に、とにかくすごく揺れるので、天井で頭を打つなどの怪我をしないようにすることでした。一度、妻が頭を強打して、首も頭もその日1日痛かった時は、結構心配しました。
サファリツアーに最適のカメラ
遠くの動物や鳥の写真を撮れるように、光学ズーム倍率が高く手ブレ補正機能のあるデジカメを旅行前に新しく買って持っていったのは大正解でした。
最近の旅行の写真はほとんどスマホで済ませていたのですが、スマホだと動物のアップの写真は無理です。逆に大きな高級デジカメは、希少な動物が突然現れた場合に、さっと取り出してパッと撮るのが難しいです。
サファリに行くならズーム+手ブレしない小型のデジカメが一番良いと思いました。ちなみに、私はSony サイバーショット DSC-HX90V、息子はOLYMPUS STYLUS SH-1を使いましたが、どちらもサファリ中に動物の写真を撮るにはバッチリでした。