ノルウェージャン・スター号で南米クルーズ

この記事は約5分で読めます。

旅の計画

南米クルーズを予約

きっかけは、ヨット単独世界一周を史上初めて成し遂げたジョシュア・スローカムの航海記、最年少でそれを成し遂げたラウラ・デッカーの航海記、最年少無寄港でそれを成し遂げたジェシカ・ワトソンの航海記を、続けて読んだことでした。

本に出てくるホーン岬マゼラン海峡を通るクルーズを探してみると、ブエノスアイレスサンティアゴ間を2週間で結ぶクルーズが見つかりました。

出典:Norwegian Cruise Line ワールドワイドクルージングガイド

クルーズ船の中でも気軽で経済的なカジュアル・クラスの船で、一番安い船室で1人1日当たり約1.3万円になるクルーズ料金(サービス料込)は、手が届く範囲です。

出発の1年以上前の2018年11月に、ノルウェージャン ・スター号で行く南米クルーズ – ブエノスアイレス2020年2月1日発、サンティアゴ2月15日着を、ノルウェージャンクルーズライン社に直接予約しました。

往復航空券の予約

2019年3月になって、クルーズ前後の旅程を検討し、何度も行けない南米なので、この機会に、イグアスの滝パタゴニアアタカマ高地ウユニ塩湖もめぐることにしました。

南米までの長いフライトは、少しでも楽するために、乗換が1回で済む便を探しました。その結果、マドリードで往復とも2泊のストップオーバーをして、行きはブエノスアイレスへ、帰りはリマからの便を、2019年5月にイベリア航空に直接予約しました。

1人往復約16万円で、南米にしては思ったより安かったです。

その他の予約

出発の2〜3ヶ月前に、宿、南米内の移動で必要となる航空券、南米クルーズ中の寄港地ツアーのほとんどの予約を済ませました。

フォークランド諸島での寄港地ツアーは、うかうかしている間に、一番参加したかったツアーが満席になってしまいました。

出発寸前の大変更

出発の2週間前を切ってから、高山病が心配なアタカマ高地とウユニ塩湖に行く代わりに、南極クルーズに乗船することにしたため、南米内の旅程を一部組み直して、払戻・変更不可の予約を除き、宿と航空券の必要な変更をしました。

航海記

1日目 2020年2/1(土) ブエノスアイレス出港

2日目 2/2(日) モンテビデオ寄港

3日目 2/3(月) 終日航海日(アルゼンチン中部)

4日目 2/4(火) プエルト・マドリン寄港

5日目 2/5(水) 終日航海日(アルゼンチン南部)

6日目 2/6(木) フォークランド諸島スタンレー寄港

7日目 2/7(金) ホーン岬クルーズ

8日目 2/8(土) ウシュアイア寄港、ビーグル水道クルーズ

9日目 2/9(日) プンタ・アレーナス寄港、マゼラン海峡クルーズ

10日目 2/10(月) パタゴニア・フィヨルド クルーズ

11日目 2/11(火) 終日航海日(チリ南部)

12日目 2/12(水) プエルト・チャカブコ寄港

13日目 2/13(木) プエルト・モント寄港

14日目 2/14(金) 終日航海日(チリ中部)

15日目 2/15(土) サンアントニオ帰港

旅の総括

本格的なクルーズ船を初体験し、とても気に入りました。特に、以下の点が良かったです。

  • 今回のクルーズでは、寄港日終日航海日が半々くらいでしたが、この割合は、ちょうど良かったです。寄港地観光と船上生活の両方をたっぷり楽しめました。
  • 特にドレスアップする必要なく、好きなレストランで好きな時間に食事ができるフリースタイル・クルージングと言うノルウェージャンクルーズライン社の仕組みは、我が家にあっていました。
  • 船が大きいため、3度の食事をレストランでして、いくつかの船内イベントに参加するだけで、毎日1万歩以上になり、自然に運動ができていました。
  • 毎晩のショーは、予想以上に素晴らしくて楽しめました。
  • 移動費・観光費・食費・宿泊費を合わせた1日当たりの旅費で比べると、クルーズ船の場合は、従来の我が家の旅行と比べて少し高くなりますが、得られる価値を考えれば、コスパは十分につりあうと思いました。

また何度でも乗りたいし、これからの海外旅行は、クルーズ船に乗ることを主として計画を立てることになりそうです。

これまでは、世界一周クルーズに憧れていて、その説明会に参加したこともありますが、それよりも、行ったことのない寄港地をいくつも含む2週間前後のクルーズに世界のあちこちで乗船する方が、自分には合っていると感じました。

次は、もっと大きなクルーズ船に乗って、パナマ運河を通過したいです。

タイトルとURLをコピーしました