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サンアントニオ港に到着し下船する
南米クルーズ最終日の15日目、日の出前に、チリの首都サンティアゴに最寄りの港町サンアントニオに到着しました。
船は、船客を入れ替えた後、今回の逆ルートでブエノスアイレスに向かうために夕方には出港するので、給油のためのタンカーが接舷しました。
2千人もの船客が、スムーズに下船してターミナルビルで荷物を受け取れるように、下船できる時間帯が、8時半から10時半の間で決められています。
我が家は、一番遅い10:15からの下船にしましたが、船室は9時までに出なくてはいけないので、最後の1時間あまりは、カフェテリアやグランド・アトリウム(写真↓)などの共用スペースで過ごしました。
少し遅れて10時半過ぎに最後の組が呼ばれ、ノルウェージャン ・スター号を下船し、人生のご褒美のように感じた素晴らしい2週間の船旅が終わりました。
スーツケースを引いて宿まで歩く
クルーズターミナルでスーツケースを受け取り、しばらく無料WiFiを使った後、予約しておいた宿まで1kmちょっとなので、歩いて行くことにしました。
スーツケースを引いて歩いて出ていく船客は、我が家くらいでした。
最後は階段(↑写真)を上る必要がありましたが、booking.comで予約しておいたホテルはすぐに見つかりました。
チェックインは15時からでしたが、スーツケースを預かってもらいました。
ランチは屋台のシーフード
お腹も空いたので、海岸沿いのにぎやかな“のみの市”に行くと、美味しそうな貝汁の屋台を見つけました。
満席だったのでテイクアウトしたものの、食べられる場所を見つけるのが大変でした。
ようやく、ペリカン・カモメ・オットセイ・アシカなどがうじゃうじゃいる桟橋の近くの駐車場の片隅にあった石に座って、濃厚な貝汁をいただきました。
付近には、新鮮な魚を売っているお店も多々あって、自炊できる宿なら買いたかったのですが、今晩は普通のホテルなので残念です。
その代わり、立ち食いできるセビチェ(写真↓)、生帆立、エビとチーズの入った揚げパイなどを買って、ランチの足しにしました。
シーフード・レストランで夕食
宿の人もお勧めしていたし、ネットで調べても評判の良いシーフード・レストランが、場所も近いので、夕食は、そこに行ってみました。
セビチェ、シーフード・スープ、何かの魚のフライに、サラダやピスコサワー・カクテルも付けて、美味しくいただきました。
チリは、思ったより物価が高くて、この夕食も結構なお値段になってしまいました。
ノルウェージャン・スター号を見送る
ちょうど夕食を食べ終わった頃、ノルウェージャン・スター号が出港して行きました。最初はバックで岸壁を離れた後・・・
港の中でぐるりと向きを変えて、港外へと出て行きました。
だんだんと船は小さくなっていきましたが、ちょうど、太陽が水平線に沈む時、そのすぐ横に、太陽とほぼ同じ大きさで、船のシルエットが見えていました。
