伊豆1: 檜風呂につかり、石切場を探検し、イセエビ・アワビを食す

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ちょっと贅沢な海鮮料理を食べに、伊豆に2泊で出かけました。

日本一の総檜風呂につかる

自宅から車で2時間の沼津港で、アジのなめろう丼をブランチにいただき、そこからさらに1時間半のドライブで、伊豆下田にある金谷旅館に着きました。

ここは、ヨット乗りの友人に教えてもらったのですが、千人風呂と呼ばれる日本一の総檜風呂があります。

お風呂の写真は撮れませんでしたが、泳げるほど広い檜風呂で、露天風呂もありました。

ここでは泊まらず立ち寄り湯だけで、先に進みます。

非現実的な石切場の空間を見て謎だらけになる

14時に予約をしていたカノー伝説ツアーの現地に到着しました。

江戸時代の石切場を探検できるユニークなツアーで、今回の旅行で一番楽しみにしていたものです。

ツアーと言っても、最初にガイドの説明を聞いた後は、要所に道標がある山道を自分たちで歩いて、小、中、大の3つの石切場をめぐります。

メンテするのは大変そうな森の中の急坂の道を歩いて、小、中の2つの石切場を見た後、いよいよ最大の石切場の入り口にやって来ました。

ヨルダンのペトラ遺跡のように、入り口は高い岩にはさまれた狭い通路です。

そこを抜けると、中は大きく高く広がっていて、どこをどう見れば理解できるのか分からない、実におもしろい空間でした。

いったいどこからどうやって石を切ったのか、それを山の森の中からどうやって運び出したのか、見れば見るほど不思議です。

頭の中が???だらけのまま斜面を降りて、車道に出た所でガイドに電話すると、車で迎えに来てくれました。

『精霊の守り人』のロタ王国のロケ地でした!

一度出発点に戻り、ツアーの最後は、車で近くの三島神社に移動しました。

ここの石段に切り出された石が使われており、樹齢千年以上のクスノキの勇姿がそびえ立っています。

ここで、石切場の山の所有者でもあるガイドの竹澤さんから、興味深い色々なお話を聞きました。

昔は、川の水位がもっと高くて山の下まで水があり、船で石を運び出せたとのことです。

NHKがドラマ化した『精霊の守り人』が、この石切場でロケしたという話は、上橋菜穂子さんの作品は全て読むほど好きな私にとっては嬉しい驚きでした

精霊の守り人シーズン2のロケ地情報によると、シーズン2の第4話でイーハンとトリーシアが出会い、恋に落ちた場所の回想シーンで登場したロタ王国のタル族の村のロケ地が、この石切場だったようです。

雲見の漁師宿で幸せな海鮮料理をいただく

西伊豆の雲見温泉にある漁師の民宿に17時前にチェックインし、今日2度目の温泉につかった後、お楽しみの夕食が始まりました。

Go To Travelキャンペーンを利用して、イセエビとアワビが1人1匹ずつ付いているプランにしたので、ちょっと贅沢な海鮮料理を堪能できて幸せでした。

11年前にも雲見温泉には海賊料理まつりに魅かれて来たことがあるのですが、海鮮バーベキューやイセエビの味噌汁やマグロの刺身などを無料で大盤振る舞いしてくれたこの素敵なお祭りは、今年はコロナ、昨年・一昨年は台風のため、3年連続で中止になってしまったそうです。

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