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船に飛び乗って南極クルーズ船を眺める
良くない天気予報ですが、午前中は何とか保ちそうなので、ウシュアイア港そばにずらりと並ぶツアー会社の1つに入って、今朝のビーグル水道クルーズがあるか聞くと、今まさに出港するところだそうです。
ギリギリ間に合って、大きなカタマランに最後の客として乗船し、船はすぐに桟橋を離れました。
最初に港内をぐるりと回って、先ほどから気になっていた格好いい大きなクルーズ船の方に向かって行きました。
明日から乗船するポナン社の南極クルーズ船ル・ボレアル号が1日早く入港したのかと思ったら、その姉妹船のル・リリアル号でした。
ほぼ同じトン数なので、明日乗る船の大きさが分かりました。とてもいい感じの船で楽しみです。
鳥島に接近し、ペンギンではない鳥を見る
船は、ウシュアイア港内をぐるりと回った後、ビーグル水道を東へと向かいました。
最初に、黒白のペンギンみたいな鳥がびっしりいる鳥島に接近しました。近くにいた子供が「ペンギン! ペンギン!」と叫んでいますが、飛んでいるのもいます。
これは、ウミウでした。知らないとペンギンだと思ってしまいそうです。
荒涼とした無人島に上陸する
次に、船は船首をビーチに乗り上げて、たくさんある島々の1つに上陸させてくれました。
本当に何にもない所で、ただ寂しく荒涼としています。こんな所にも昔は人が裸に近い格好で住んでいたなんて、とても信じられません。
でも、地面を良く見ると、植生はそれなりに豊かそうです。
アシカ島に出来る限り接近する
次は、アシカ島に接近しました。別の小さなビーグル水道クルーズ船も来ていました。
小さな船は、より近くまで島に接近できると宣伝していましたが、実際はそれほど距離は変わらないようです。
岩場に、ゴロゴロとアシカ達がいました。あちこち器用に張り付いているように見えます。
エクレール灯台のそばでアシカの子供達を見る
最後に、エクレール灯台に接近しました。この頃には予報通り雨が降り出していたので、レインジャケットを着ての撮影です。
すぐ隣の島に、アシカの子供達がずらりと並んでいたのが可愛かったです。
世界の果てにポツンと立っているエクレール灯台をぐるりと回って、船は帰路につきました。
クルーズ後に、追加の両替をしようと銀行に行くと、なぜか閉まっていました。薬局で買いたいものがあったのですが、やはり閉まっています。調べると、昨日・今日は、アルゼンチンの祝日でした。