アフリカクルーズ4日目:ラ・パルマ島サンタ・クルス寄港〜市街観光

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今日から4日連続でカナリア諸島(スペイン)の4つの島に寄港します。

昨晩、今日の寄港地ツアーは、天候不良のためキャンセルとの通知が来ていました。代わりのツアーに良いのがないので、今日は個人でのんびりと市街観光をする計画です。

入港〜お隣さんの正体

レストランでの朝食後にデッキに出て、ラ・パルマ島が上の方から朝日にだんだんと染まり行くのを眺めていました。

サンタ・クルスの街の白い家々が、まるで山から流れ出したかのように見えるのが印象的です。

船首のデッキに移動して、入港の様子もじっくり見ました。

先に接岸していた小さなクルーズ船の手前の岸壁は、遠くから見た時には短すぎるように見えましたが、ノルウェージャン・スカイ号はそこに接岸しました。

その小さなクルーズ船は、なんと元々は日本郵船の初代「飛鳥」だった船で、2006年に売却された後は、アマデア号(2.9万トン)となっています。

メインストリートの建物見学

カナリア諸島用のeSIMを買って、9時半に下船し、観光客にとってのメインストリートであるオーダリー通りを歩いて行きました。ほとんどの見どころは、この通り沿いか、すぐ近くにあるようです。

まず、17世紀初めに建てられたサラザール宮殿を見学しました。木製の回廊がいい感じです。

次に、市庁舎の中ものぞいて見ると・・・

壁一面に絵が描かれた素晴らしい階段があり、登っていいのかなあと思いつつ2階に上がると・・・

議場らしき部屋も自由に見学できるようになっていました。

市庁舎はスペイン広場に面していて、広場の反対側はエルサルバドル教会です。

教会の中は、天井の模様がちょっと変わっていました。

市場でジュース

通りを少し逸れて市場をのぞいてみました。

サトウキビがあったので、そのジュースを飲もうかと思いましたが、結局、パッションフルーツ・ジュースにして、美味しかったです。

海岸沿い

要塞を目指して歩いて行く途中で海岸に出てみると、それぞれユニークな木製バルコニーを持つカラフルな家が並んでいました。

サンタ・カタリナ要塞は、こじんまりとしていました。

コロンブスの船と航路

ここまで全て無料でしたが、最後に有料の海軍博物館を見学しました。コロンブスサンタ・マリア号を復元したものが、博物館になっています。

館内にはたくさんの帆船模型が展示されていましたが、写真は左からコロンブスの第1回目の新大陸への航海で使われたピンタ号、サンタ・マリア号、ニーニャ号です。

帆船模型の後ろの地図を見ると、コロンブスの計4回の新大陸への航海では、毎回必ずカナリア諸島を経由していたことが分かります。

復元されたサンタ・マリア号のデッキにも出られるようになっていました。

2/3縮小レプリカなので、実際はもう少し広かったはずです。

港の眺め

ほぼ正午です。ランチは船に戻って食べることにして、港へ向かって歩いていると、最後のロータリーの近くに崖の上へ行ける無料のエレベーターがあるのを見つけました。

上からは、港の船がよく見えました。

一番奥がノルウェージャン・スカイ号、左端が”元”飛鳥、手前の黄色と白の船はカナリア諸島間を結ぶ高速フェリーです。

シュリンプたっぷりランチ

船に戻り、カフェテリアにランチに行くと、美味しそうなエビ料理がありました。

午後は船でのんびりと過ごしました。

天候不良を理由にキャンセルされた今日の寄港地ツアーは島の北部を訪れるものでしたが、島の東部にあるサンタ・クルス・デ・ラ・パルマの街は、一日中とても良い天気でした。

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