フランス06: 運河クルーズに出航し、中世の城壁都市に停泊する

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運河クルーズへの出航準備をする

アルルの街で一番大きなスーパーに開店時刻に行って、これから10日間の運河クルーズに備え、食料や重たい飲料水の買出しを1時間半くらいかけてしました。

そこから、ローヌ河口デルタのカマルグ湿原を突き抜ける景色の良い道を1時間ほどドライブして、11時半頃、クルーズの出発地点となるカルノン(Carnon)に到着しました。

これから10日間乗るボートはオラ号去年6月にポーランドで運河クルーズした際に借りて超快適だったアニア号の同型艇です。

ちなみにアニアもオラもこのボートのオーナーであるウーカスの娘さん達の名前です。

今回は、ウーカスがポーランドからフランスまで運んで来たオラ号で、ウーカスと一緒に南仏の運河クルーズをします。

荷物を積み込んで、レンタカーをモンペリエ空港に返却してタクシーで船に戻り、出航前に船内でランチを済ませ、ウーカスからコースとボートの説明を受けました。

ウーカスに誘われて今回のクルーズを去年7月に決めて以来、運河の一部が補修で閉鎖されることになったため、予定の航路は2転3転しましたが、いよいよ楽しみにしていたクルーズの始まりです。

ローヌ・ア・セット運河を東へ向かう

フランスの運河と言うと、ヨーロッパ最古の現役運河であり世界遺産でもあるミディ運河が最も有名ですが、ミディ運河とローヌ川を結ぶローヌ・ア・セット運河(Canal du Rhône à Sète)から今回のクルーズは始まります。

ミディ運河と違って、この運河は、今も貨物船が行き交っています。実際に、出航前に驚くほど大きな船が目の前を通り過ぎて行きました。

オラ号は、最初はミディ運河とは逆の東へと向かいます。地中海とラグーンに挟まれた砂州に造られているこの辺りの運河は、ほとんど真っ直ぐで幅も広いです。

左側のラグーンには、何と、フラミンゴの群れがいました。フラミンゴと言うと、暑いところにいるイメージだったのですが、ここのフラミンゴの一部は留鳥化しているそうです。

出航して約15km、2時間弱の所に、運河を川が横切っている十字路がありました。流れのある川を横切ることになるので、下流の方に流されやしないかと少し緊張しましたが、ほとんど流れは感じませんでした。

川と運河の水位差が大き過ぎる場合は、この水門を閉めて、運河の航行ができなくなるそうです。今回はそのようなことにならずに済んで良かったです。

古い港街エーグ・モルトに停泊し、城壁を歩く

カルノンから約20km、2時間半ほど航行して、今日の停泊地となるエーグ・モルト(Aigues-Mortes)まで来ました。

この辺りで1番古くからある港街だそうです。たくさんのボートが舫われたマリーナと街を囲む城壁が印象的です。

城壁の一角にある一番高い塔のすぐ下にオラ号(下の写真の下部中央)を舫って、さっそく塔に登りました。塔の上からは、通って来たばかりの水路、城壁内の街並み、ラグーンで採れた塩の山などが見えて、抜群の景色でした。

完全な姿で残っている中世の城壁を一周しようと歩いていると、ちょうど半分の所で、前から来た係の人に、もう閉めるからこの先はクローズだと言われ、引き返しました。

城壁の南東側は、広々として、夕空がとても綺麗でした。

オラ号での最初の夕食は、地元のワインとサラミで始めた後、野菜炒めとシーフードパエリャでした。

この晩は奇しくもスーパー・ブラッド・ウルフ・ムーン(月との距離が最短、満月、しかも皆既月食)が見られるはずだったのですが、月食のことは知らずにいて、暖房を効かした船内でしっかり寝ていたため、見逃してしまいました。

でも満月はしっかり見ました。城壁のイルミネーションも素敵でした。

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