軽井沢でカーリング初体験

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数年前からカーリングの大ファンの私は、いつか自分でも体験してみたいと願っていたのですが、興味を持ってくれた友人8名と一緒に、平成最後の日の初心者向け体験コースを予約しました。

連休の最中、高速の渋滞が怖いので、4時に自宅を出発し、軽井沢駅で新幹線組をピックアップして、日本で数少ないカーリング専用施設の1つ、軽井沢アイスパークに到着しました。

90分体験コース

受付・支払・着替を済ませ、11時の「90分体験コース」の開始時刻まで、大賑わいの練習風景を2階から眺めました。カーリングのシートは真ん中で2つに区切ってあり、今日の練習には半分を使うようです。

カーリング専用シューズを借りて、準備運動、注意事項に続き、氷上歩き、倒れ方、投げ方、スイープの仕方など、一通りの基本をまず教えてもらいました。

シューズは、右足は、常に滑り止めが付いていますが、左足は、滑り止めのカバーをはずすとツルツルです。カバーを付けた状態だと、氷上をほとんど普通に歩けますが、カバーを取って歩くのは、多少慣れてくるまで、かなり恐ろしかったです。

投げるのは、思った以上に難しくて、身体のバランスをくずして何度も転んでしまいました。ストーンは、なかなか狙った方向に行ってくれません。

でもそれ以上に難しいのが、投げ出す力加減(ウェイト)で、弱すぎてハウス(得点圏の大きな円)に全然届かないか、強すぎてハウスの向こう側まで行きすぎてしまうか、ほとんどそのどちらかでした。

最後はミニゲームで、両チームとも、ウェイトが強すぎるか弱すぎて、ハウスにストーンが1つも残らず、結局3エンドやって0対0のままという、何とも情けない結果でした。

ステップアップレッスン

近くの軽井沢タリアセンという所で昼食にして、そこにあるペイネ美術館を見学したり、湖を一周歩いて時間調整をした後、アイスパークに戻り、16時から90分間のステップアップレッスンに臨みました。

今度は我々9名だけではなく、家族連れ2組も一緒でした。ゲームをする時間もたっぷりあって、最初にクレイジーエイトというゲームをしました。

まず相手チームが8個のストーンをハウスの好きな所に並べます。これをはじき出せば1個につき1点、こちらが投げたストーンがハウスに残れば1個につき1点、最大16点というゲームです。

相手チームは、ハウスのセンターに縦に1列に8個のストーンを並べる鬼のような配置をしてきました。1投目を自分が投げて、転んだけどちゃんとヒットして1個をはじき出せました。次のMさんもヒットして、かなり相手のストーンをバラけさせて面白くなってきました。

その後も当たったり、残ったりで、自分も皆もなぜか午前よりもずっとレベルが上がっていて、7点獲得しました。

攻守交代で、こちらのチームは先生のヒントもあって、ハウスの左右両側ギリギリの所に4個ずつ縦に並べるもっと難しい配置をして、相手は5点しか取れず、勝ちました!

その後、普通のゲームも2エンドしました。午前とは打って変わって、ちゃんとハウスにストーンが残るし、それを守るガードストーンもハウスの前にたまっています。

第1エンド、一時は我が赤チームが優勢でしたが、結局最後にはじき出されて相手チームに1点。

1投、1投、こちらも相手チームも一喜一憂して大いに盛り上がり、カーリングの面白さを全員が自分の身体で直に体験できました。

第2エンドの赤チームの最後の1投、このハウスに残っている赤い石を少しだけ押してそこに投げた石が残れば2点で、逆転勝ちです。

しかし、ウェイトがちょっと強すぎて、赤い石がハウスの外まではじき出されてしまい1点のみ。結局1対1の同点となりました。

カーリングは本当に面白かったし楽しめました。またすぐにでもやりたいです。

近くの宿にチェックインして、焼肉の夕食を楽しみ、その晩は、仲間とカーリングの余韻にひたりながら、平成から令和へと時代を越える合宿となりました。

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