トルコ02: ダーダネルス海峡を渡りトロイ遺跡を訪れる

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忙しいパッケージツアーの朝のルーチンをこなす

ぐっすり眠って、5時頃には目が覚めて起きました。ホテルの部屋の窓から見えるモスクのイルミネーションが綺麗です。

パッケージツアーの朝は忙しく、6時半から始まる朝食にすぐに行って、7時半には出発です。

ビュフェでスープ、サラダ、ヨーグルト、トースト、デザートなんて食べていると小1時間はすぐに経ってしまうので、食べ終わってから一度部屋に戻って、歯磨きやトイレを済ませ、手荷物を持ってチェックアウトしてロビーに集合するまでが、特に慌ただしいです。

でも、朝食に行く前にスーツケースに荷物を詰めてドアの外に出しておくと、いつのまにかバスに積まれているというのは、自由旅行にはない便利さです。

延々とバスに乗ってダーダネルス海峡に向かう

今日は延々とドライブです。ガイドからたくさんの話があって、トルコのことがよく分かります。話が退屈ということはほとんど無くて、興味をひく話が多かったですが、寝てしまうこともあります。でも、寝たいのにうるさいということはありませんでした。

1〜2時間毎に15分前後のトイレ休憩があり、お店によっては、何かそこで名物だったりお得だったりする飲み物や食べ物やお土産物を、ガイドがさりげなくオススメすることがあります。

最初の休憩時には、ガイドのオススメにのって、定番のチャイを飲んでみましたが、トルコ中どこでも、チャイは写真のと全く同じ形の耐熱グラスに入って出てきました。1杯2リラ(54円)でした。ちなみにトイレも半分くらいは有料で、1リラでした。

道中、車窓からは、菜の花畑が真っ黄色に広がっているのをいくつも見かけました。牛、羊、山羊もいました。

ギリシャまで車で30分のところまで接近し、エーゲ海も見ました。

食べたかったトルコ料理がランチに出てくる

ダーダネルス海峡を渡るフェリー乗り場に着き、乗船する前にそこのレストランで昼食です。

スープに続いて、トルコ名物料理の1つで、これは食べたいと思っていたミディエ・ドルマが出てきました。ムール貝にピラフを詰めた前菜です。

メインは機内食でも食べたキョフテ、デザートはまた甘過ぎのシロップ漬けケーキにアイスが載ってました。

一通りのトルコ名物料理が食べられるようになっているのは、パッケージツアーの便利なところでした。

救急車と一緒にダーダネルス海峡を渡る

ランチが終わり、フェリーの出港までにはもうしばらく時間があるという時に、救急車がやって来てフェリーに乗り込みました。すると、ガイドがツアー客全員に大急ぎでフェリーに乗船するよう促しました。それには理由があったのです。

まだフェリーには半分くらいしか車が載っていないのに、我々が乗船するや否や、ゲートが閉められて、フェリーは出港しました。救急車を一刻も早く対岸に届けるためなのです。

救急車のおかげで、その分早く、他の団体ツアー客よりも一足先にトロイに向かうことができました。

天気にも恵まれ、ダーダネルス海峡をヨーロッパ側からアジア側へと渡るクルーズは、気持ちよかったです。

トロイ遺跡で神話の世界に想いを馳せる

海峡から1時間弱で、世界遺産のトロイ遺跡に到着しました。

入り口に置いてあるトロイの木馬の作り物が目を引きますが、尻尾の付け根が壊れかけているために、馬の中や周りは立入禁止になっていました。

遺跡自体は、息をのむような見どころがあるわけでは無いのですが、印象的だったのは、遠くにギリシャのテネドス島が望めたことでした。下の写真の左上の2本の木の間から薄っすらと見えている島です。

木馬を置いて退却したフリをしたギリシャ軍は、この島の裏に隠れていて、ここからの松明の合図で引き返し、トロイを落としたというギリシャ神話の世界をリアルに感じられたことがおもしろかったです。

トロイは何度も栄えては滅びを繰り返したため、遺跡が何層にも重なっていて、その積み重ねを実際に見ることができるようになっていました。時代の流れを空間で感じられるおもしろい場所です。

エーゲ海に面したリゾートホテルに泊まる

トロイ遺跡からまた延々とバスに乗って、エーゲ海に面したアイワルクという街のホテルに到着しました。

リゾート地ですが、今は季節外れなので、ビーチには誰もいませんでした。

ここのホテルの夕食のビュフェは、品揃えも味も貧しくて、かなり残念な食事でした。

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