ナイル川クルーズ船で訪れた神殿とエジプトの神々

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アスワン〜ルクソールのナイル川クルーズ船は、どれに乗っても途中で2ヶ所の遺跡に立ち寄ります。その1つ「コム・オンボ神殿」には、朝早く訪れました。ここは2重に左右対称に作られていて、右半分はワニの神セベク、左半分はハヤブサの神ホルスに捧げられています。

もう1つの「エドフ神殿」には、午後の一番暑い時間に、港から馬車に乗って訪れました。ハヤブサの神ホルスに捧げられた神殿です。ハヤブサの形をしたホルス像が狛犬のように左右に立っています。写真では小さいですが、人の倍くらいの高さがあります。

エジプトの遺跡巡りをしていると、たくさんの古代エジプトの神々が出てきて、とても覚えきれませんが、その中でもホルス神は、ハヤブサの頭をしているので比較的わかりやすかったです。上の写真の外側から2人目のレリーフが、ハヤブサの頭をしているのでホルス神です。一番外側のエジプトの王が敵を打ち据えているところに祝福を与えている図です。ちなみに一番内側のレリーフは、ホルス神の奥さんのハトホル女神です。

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クルーズ船がルクソールに着いた日の午前中は、そのハトホル女神に捧げられたデンデラ神殿を見に行くことにしました。元々の旅行の計画には入れてなかったのですが、ここまでの神殿巡りの間に、デンデラ神殿が素晴らしいという話を何度も聞いたのと、ホルス神と同じくらい分かりやすくて親しみがわいていたハトホル女神を祭った神殿なので、とても行きたくなったのです。列柱の上の方にハトホル女神の顔がずらりと並んでいます。

神殿に入ると、その天井には見事に色が残っていて、ため息が出るような美しさでした。

神殿の裏手にまわると、エジプト中探してもここでしか見られないクレオパトラのレリーフがあります。

左がクレオパトラ、右がカエサル、2人の間の下の方に小さくいるのは、息子のプトレマイオス15世(カエサリオン)です。

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