グランドサークル06: 西部劇なモニュメントバレーを経て、断崖住居のメサベルデへ

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西部劇の映画の中のようなモニュメントバレーへ

レイクパウエル湖畔で2晩泊まったキャンプ場を出発して、湖を見下ろす展望台で、パン、フルーツの朝食にしました。こういうのもキャンピングカーならではの楽しみです。

今日最初の目的地は、モニュメントバレーです。走りながら段々と周りの景色が、西部劇の映画の舞台らしくなって行くのが、面白く退屈しません。

モニュメントバレーのビジターセンターから格好よく並んだ3つの「ビュート」と呼ばれる岩山を眺めて、映画で親しんだアメリカらしい原風景を楽しみました。

ここはナバホ族の居留地で、インディアンが演奏したり歌ったり踊ったりしていました。ビュートに近づけるダートロードを走るのは、キャンピングカーでは心配だし、ガイドツアーへのお誘いもありましたが、先を急ぐのでパスです。

州境をいくつも越えてフォーコーナーズへ

出発してすぐアリゾナ州からユタ州に入り、20分ほどで、メキシカンハットと呼ばれる、まさにその通りの形の岩がありました。

荒野のただ中の何にもない所に車を停めて、ホットドッグの昼食にしました。

ユタ州からコロラド州に入り、またすぐにニューメキシコ州に入った所に、今日走った4つの州の境界線が十字に交わる「フォーコーナーズ」がありました。アメリカ合衆国で4つの州にまたがって立つことのできる唯一の場所です。

ここに来た人は、皆、思い思いの格好で記念写真を撮っていました。

メサベルデ国立公園に到着

次は今日の最終目的地、コロラド州のメサベルデ国立公園を目指します。もう16時になるけど、公園内のキャンプ場のキャンピングカー用のスペースは15台分しかなく、今日は予約していません。

とにかく行ってみると、なかなか自然豊かで良いキャンプ場で、特に娘はここがすごく気に入りました。幸いまだ選べる程スペースが残っていたので、野生の鹿がいたスペースを選びました。

ビジターセンターに行くと、メサベルデ国立公園をめぐる2つの主なツアーがあるようで、1日に1つしかダメとのことです。今日は、一番冒険的というバルコニーハウス・ツアーの17時半出発の最終ツアーに参加することにして、明日の朝一番の9時出発のクリフパレス・ツアーも予約しました。

冒険的なバルコニーハウス・ツアーで断崖の住居遺跡をめぐる

ツアーは、おもしろいテキサス人のレンジャーのガイドで、説明も楽しく、この遺跡と昔の人と文化をとても尊敬しているのが伝わってきて良かったです。

ここメサベルデには断崖住居の遺跡があります。ここに住み着いた人々は、高度な文明を持って繁栄していたのに、白人がアメリカ大陸に来るより前の14世紀に忽然と姿を消してしまったそうです。

断崖絶壁の途中の驚くような場所に住居遺跡があり、ハシゴを登ったり降りたり、トンネルを這って抜けたりしながら遺跡を巡るので、「冒険的」なツアーだと言われたのも納得です。

遺跡では、キバと呼ばれる儀式用の部屋を上からのぞいたり、手形が岩に残ってるのを見たりしました。

メサベルデのキャンプ場がますます気にいる

キャンプ場に戻り、スペアリブ、マッシュルーム、玉ねぎ、ピーマンのバーベキューと味噌汁の夕食にしました。

ここは、隣のスペースとの間に木があるのでプライバシーもあるし、テーブルベンチやカマドもあるし、自然の真っ只中という感じで、ますます気に入りました。

すぐに暗くなってしまったけど、もう少しゆっくりできたらなあと思うキャンプ場です。

夜、外のベンチで仰向けになって、娘と星座を眺めました。

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