炭焼き(きこり編)

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去年の涸沼キャンプでお頭と企てた炭焼きイベントがとうとう始まりました。まずは、炭にするための木材の準備です。

お頭主宰のTKO (Tambo Keeping Organization)が、栃木県の茂木(もてぎ)に借りている田んぼの地主さんが、里山の木を切り倒したものを譲り受けることになりました。3mくらいの長さに切られた桜や栗などの材木が斜面にごろごろと転がっています。

P2072833この斜面を登って、上から材木を転がし落とします。ところが、ほとんど転がってはくれず、起こしては倒し、起こしては倒しの繰り返しで、たまに少し滑り落ちてくれるとラッキーという感じです。特に太いものは、すっごく重くて、途中で諦めたものもあるので、最後には落ち穂のように太い材木だけが斜面にポツンポツンと残っていました。

P2072835_2きこりは、お頭、TKOのKさんとTさん、アスリートさん、COOTで、航海士はお茶を沸かしてくれたり近くの里山を探検してふきのとうを探したりです。近くのお店で小鮎の唐揚げをお昼に食べて、またきこり作業を続けます。

P2072844かなりの量の材木が斜面の下の農道際に集まって来ました。里山の斜面もバラバラと転がっていた木材が無くなってすっきりとしています。

もうこれくらいで十分かなと思われるくらい集まったので、16時過ぎに今日の作業は終了。

P2072848山主の方の古い家に泊めていただき、夜は買い出しして来た食糧とお酒で、山主の方、中川さん、TKOのTさんのいろいろと面白いお話を伺いながら、宴会が盛り上がります。薪ストーブがあるのでポカポカでした。

翌朝も、薪ストーブで餅を焼いたり、パンを焼いてチーズをのっけたり、豚汁をあっためたりの朝食を済ませ、きこり作業を再開です。

P2072845今日のうちに木材を切って、釜まで運搬することになりました。山主の方から軽トラックを借りて、支援隊の方々も集まって来て、チェーンソーで、集めた木材を炭焼き釜のサイズに合わせて2尺4寸(73cm)の長さに切りそろえます。P2082854

初めてチェーンソーを使ってみましたが、これもなかなか腰に来る作業でした。

P2072847_2どりすけさん、真昼のふくろうさんも到着し、たき付け用の細目の枝を鉈で切りながら集めるのを手伝ってもらいます。太い木材と比べると、なかなか量が増えなくて達成感にとぼしい作業でしたが、なんと、細い枝はやっぱり要らないとのこと。

P2082867そこで、もう十分に集めてあるけど、せっかくなので、斜面の上に残っている桜の材木を降ろすことにしました。少し細めなのは、写真のように投げ落とします。

P2082859切りそろえた木材は軽トラックに積んで、人間も一緒に荷台に乗りながら何往復もして、炭焼き釜のあるところまで運びました。

P2082860太いものと細いものを分けて積み重ねて並べます。太いものは、釜入れの日に、薪割り機で縦割りにしてから釜に入れたり、そのままナメコの原木にしたりするのです。

釜の持ち主は、本当に物語通り、年老いたビリーと若いビリーのお二人で、釜の隣にバーベキュースペースを工事中でした。釜入れの日までには完成するそうで、バーベキューするのが楽しみです。

P2082878一仕事終わり、車座になってお弁当をいただき、後は、余った材木で、コースターを作ったり、椅子を作ったり、里山の自然を楽しみながらのんびりしました。P2082880

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