デナリ国立公園でワイルドライフ大当たり

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朝の散歩でヤマアラシ

ランドツアー中は、プリンセスがスーツケースを次の宿の部屋まで運んでくれるのですが、7時までにパッキングしてドアの外に出しておかないといけないので、5時半に起きて部屋で朝食を済ませました。

バスの出発まで2時間もあるので、マウント・マッキンレー・プリンセス・ウィルダネス・ロッジの広大な敷地内を散歩しました。

目立つところに展示してあったこの飛行機は、アラスカの伝説的なブッシュパイロットのクリフ・ハドソンの愛用機で、彼はデナリ登山者のために氷河に何度も着陸したそうです。

またツリーハウスまで登って行きましたが、昨日以上にデナリは雲に覆われて見えませんでした。でも、その下り道で野生のヤマアラシを見かけました。

のそのそとゆっくり逃げていく様子が可愛かったです。

バスで次のロッジへ

9時過ぎにプリンセス専用バスに乗って、今日の宿泊地となる次のプリンセス専用ロッジに向かいました。

途中で見かけたドーム型の奇抜な建物は、世界に類のないアラスカらしいロッジを作るという夢から生まれたイグルー・シティですが、結局開業されないまま廃墟化してしまったそうです。

道中は、大自然の中をひたすら走る感じで、両側はタイガ(針葉樹林)、その奥に雪山が見えていて、所々に開けた湿地がありました。

一度ムースを見かけました。高速で走るバスから道路脇にいたのを撮ったのでピンボケです。

バスの中は特に暖房されていないので、しっかり着込んでいてちょうど良かったです。

孫をクルーズに連れ出す道具

11時半にデナリ・プリンセス・ウィルダネス・ロッジに着きました。

まだ午前中ですがすぐに部屋に入れてありがたかったです。部屋の作りは昨日泊まったロッジとほぼ同じでした。

ここもいくつもの建物が敷地内に散らばって建っていますが、昨日のロッジよりもショップやレストランが充実しています。ちなみに我が家が割り当てられたのはQ棟でした。

近くのお店で買ってきたものを部屋で食べてランチを済ませた後、まだツアーの出発まで2時間ほどあるので、敷地内を一通り探検しました。あちこちにある動物の像がおもしろかったです。

ショップで傑作な絵本を見つけました。祖父母がアラスカクルーズをして船内や寄港地で体験したことを孫に読み聞かせするためのもので・・・

いずれクルーズに孫を連れて行きたいという魂胆が見え見えです。

デナリ展望は7/10組

14時半にデナリ国立公園のバスに乗ってランドツアーに含まれているナチュラル・ヒストリー・ツアーに出発しました。なんと少し雪が降っています。

デナリ国立公園の奥へバスで入っていくツアーは3種類あるのですが、まだアラスカ観光シーズンが始まったばかりなので、一番短いこのツアーのみが運行中でした。

最初にバス・ディーポに寄って公園を紹介する映画を観ましたが、眠くなってしまってあまり印象に残りませんでした。

次に展望ポイントまで行き、公園の一番奥に聳える北米最高峰のデナリ(旧名マウント・マッキンレー)は、このように見えるという写真がバス内で回覧されましたが・・・

今日もその位置は厚い雲に覆われていて、デナリの姿をデナリ国立公園内からでも見ることはできませんでした。

ガイドの話によると、デナリの一部でも見ることができる人は10人に3人、全貌を見られるラッキーな人は10人に1人なのだそうです。

アスペンの若葉はレモン味

次のサベージ・キャビンでは、辺りを少し歩きました。2週間前はまだ1m以上の積雪があったとはビックリです。

アスペンの若葉は、まるで蛍光色のような明るい緑で、クマがよく食べるそうですが、レモンの味がするとのこと。試してみると本当にそのような香りと味がしました。

小屋のドアは、クマが入れないように、外開きの夏用のドア、内開きの冬用のドアの二重になっていました。

クマが徘徊する地域で安全に食事ができるように小屋が作られています。

プリムローズ・リッジ

バスはさらに公園の奥へと進み、高度を上げて行きます。

このツアーの折り返し地点となるプリムローズ・リッジに着きました。

ここで、地元に住む先住民族の若い女性から、この土地や自然や動物を将来にも残せるように大切にしているというお話を聴きました。

ここからの景色は雄大で、森林限界を挟んでタイガからツンドラに変わる大地を見渡すことができました。

デナリ国立公園の特徴としてあまりトレイルがないのは、雪に覆われるとどこでも歩けてしまうからだそうで、道路を挟んでデナリとは反対側にある古い山にそうやって登るのはとてもおもしろいと、ガイドが嬉しそうに話していたのが印象的でした。

ワイルドライフ大当たり

帰り道で乗客の1人が突然「ベアー、ベアー」と叫び、バスが停まってくれました。乗客全員が一斉に広い景色の中でクマ探しを始め、「いた」、「どこ?」、「あそこ」、「見えない」の声が飛び交います。iPhoneで撮った写真↓にもちゃんと写っているので、クマ探しの練習に見つけてみてください。

デジカメの高倍率ズームで撮ると、しっかりグリズリーだと分かりました。ガイドの人もグリズリーを見るのは今シーズン初めてとのことで、とてもラッキーでした。

その後、道路に近いところでムースも見かけました。

さらに、アラスカン・ハスキーも見かけましたが、これは国立公園で飼っている犬ぞり用の犬を夏の間はボランティアがこうやって散歩させているそうです。

犬との信頼関係を築くために、1人のボランティアは毎回同じ犬と組むそうで、犬好きには魅力的なプログラムですが、週3回ほどは通わないといけないので、旅行者にはちょっと無理です。

ツアーが終わった後、すぐにプリンセスのロッジの隣にあるホーランド・アメリカ・ライン(プリンセスと資本は同系列のアラスカに強いクルーズライン)のロッジに歩いて向かいました。

途中、まるで美味しそうなアーモンドに見えるムースの糞を見かけました。

目指すデナリ・ビレッジと呼ばれる広場に着くと、今度はウサギが現れました。スノーシューヘアという種のようです。

今日は朝からずっとワイルドライフに恵まれた1日となりました。

ディナー&ミュージカル

前のツアーが19時終了予定なので時間的なゆとりがなかったのですが、19:45からのミュージック・オブ・デナリと言うオプショナル・ツアーに間に合いました。

ラッキーなことにステージに一番近い最前列の席に案内され、まずはディナーです。昨晩は質素な夕食でしたが、今晩はその埋め合わせができます。

各テーブルを担当するウェイターは、テーブル対抗のような雰囲気を盛り上げてくれて楽しめましたが、食後にミュージカルを演じるキャストでもあります。

写真↓はショーの前座ですが、本番は撮影禁止でした。

デナリ登頂を目指す若い男性がクレバスか何かに落ちて意識を失っている間に見た夢という設定で、デナリ初登頂者たちやそれを取り巻く女性3人や観客2人もステージに上がり、よく分からないところも多かったけど楽しめました。

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