フェアバンクス1:5つ星のリバークルーズ

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今朝は昨日より1時間遅い8時までにスーツケースをドアの外に出すので6時過ぎに起きればよかったのですが、昨晩はディナーショーで遅くなり、日本時間の20時からのカーリング関係のオンライン会議に参加するため3〜4時に起きていたので、寝不足気味です。

解氷時刻当てギャンブルの街ネナナ

10時過ぎにプリンセス専用バスに乗ってデナリ・プリンセス・ウィルダネス・ロッジを出発し、ランドツアーの最終地となるフェアバンクスに向かいました。

新緑の白樺林が美しい道を走り、ネナナ駅で30分の休憩がありました。ランチ用に車内で食べるパイやバナナを買った後・・・

駅舎内にある小さな鉄道博物館を見学しました。

ネナナを流れるタナナ川では、伝統的な公営ギャンブル「ネナナ・アイス・クラシック」が毎年開催されています。

写真↓の黒白の物にロープを付けて氷結した川の上に置き、ロープの一端は河岸の時計小屋に繋げます。川の氷が解けて流れ出した時刻を分単位で当てた人が賞金をもらえる仕組みです。

ちなみに今年の解氷時刻は、ほんの2週間あまり前の5月4日18時58分(アラスカ標準時)で、賞金額は、昨今の経済状況から前年より大きく減ったものの $144,749(約2千3百万円)でした。

ディスカバリーIIIでリバークルーズに出航

3時間ほどのドライブでフェアバンクスに着き、ランドツアーに含まれているリバーボート・ディスカバリーに乗船しました。

乗り場には大きな土産物店があり、そのスタッフに見送られて出航です。

乗った船は大型のディスカバリーIIIですが、隣に中型の先代ディスカバリーII、その奥に小型の先々代ディスカバリーIが係留されていました。3隻とも現役です。

船は、出航直後に180度転回して、チーナ川を下り始めました。

目の前で水上機が離着水

川沿いには、モダンな別荘風の家もあれば・・・

年季の入ったユニークな家もあり、どれも素敵です。

突然、水上機が船の横に現れて目の前で離水し、Uターンして目の前に着水しました。

ラッキーと思ったら、このリバークルーズのアトラクションの一部で、船上でコメンタリーをしている人がパイロットに無線でいろいろ質問して答えてもらったり、素晴らしい演出でした。

その様子を船内各所にある大きなモニターで、3つのデッキに分かれて乗船しているお客さん全員が見られるようになっています。

犬ぞりの説明とデモ走行

船がまたしばらく進むと次のアトラクションが岸辺で待ち構えていました。

過酷な世界最長の犬ぞりレース「イディタロッド」で3連覇した伝説的な女性マッシャー「スーザン・ブッチャー」の犬舎から、その家業を継いだ娘さんが犬ぞりについて色々と説明してくれて・・・

ソリの代わりの4輪車を犬に引かせて犬ぞり走行のデモも見せてくれました。

見えなくなるほど遠くまで走ってきた犬たちは、戻ってくると解き放たれて川に入って身体を冷やしていました。

冬の極寒の雪上でも凍えない身体なので、夏は体温が上がり過ぎないよう、一昨日体験した犬ぞりでも犬たちは走った後に水浴びをしてクールダウンしていました。

船の特徴とサービス

ディスカバリー号は、船尾の外輪が実際の推進器になっていて、フラットな船底で水深がとても浅い所でも航行可能なように造られています。

クルーズ中ドーナツ食べ放題なのは嬉しいサービスでした。

サーモンをクリームチーズで和えたスプレッドも無料で振る舞われ、クッキーに乗せて味見するととても美味しかったです。

アトラクションが続々と

次に現れたアトラクションは、先住民アサバスカン族のサケ漁と燻製作りで、ここは一旦通り過ぎて、後で戻って来た時により詳しい説明があるとのこと。

岸べに突然ムースの群れが現れて、「ラッキー!」と思いましたが、これもクルーズに合わせたアトラクションの一つでした。

船は、チーナ川が広いタナナ川に合流するところまで来ました。ここがクルーズの折り返し地点となります。

チーナ・ビレッジに上陸

船は、先ほどサケ漁をしていた所の近くに接岸し、チーナ・ビレッジという観光客向けのいろいろな施設が集まった所に上陸しました。

先住民の生活や文化についての説明を聞いた後、彼らが狩猟していた色々な動物の毛皮を実際に触り比べることができました。中でもホッキョクギツネの白は美しかったです。

写真↓は、クルーズに出発する前にショップで撮ったものですが、動物ごとの値段の差が分かっておもしろいです。オオカミが一番高いのはちょっと意外です。

毛皮をふんだんに使った先住民の女性の晴れ着です。服の面にならない尻尾は、飾りとして使われています。

クマなどの大型の動物の毛皮も触れるようになっていました。

大きなヘラジカの剥製2頭が戦っている形で展示されているのはすごい迫力でした。

先ほど船から見たサケ漁をしていた場所に行って、燻製を作っている小屋を見ました。犬ぞり用の犬を飼うのにも、たくさんのサケが必要となるそうです。

川の中で回転していたこの仕組みは、燃料が要らず水流だけで動く自動サケ獲り器で、人間の知恵は素晴らしいものだなと改めて思いました。

先ほどその娘さんから犬ぞりの説明を聞きましたが、アラスカの英雄であるスーザン・ブッチャーさんの功績を記したパネルがありました。

写真↓は、クルーズ出発前にショップにあった展示を撮ったものですが、イディタロッド犬ぞりレースでスーザンさんがゴールした直後のシーンをイメージできるものでした。

個人的には、今回の長いアラスカ旅行中にあちこちで目にしたり学んだり体験したことの集大成のようなリバークルーズで、期待を大きく上回る価値がありました。

クルーズ中の数々のアトラクションがあまりに上手く構成されていたので、船が発着地点に戻る途中で素敵な川辺の家の庭から車椅子に乗った方が手を振ってくれたのも演出かと一瞬思いましたが、99歳のおばあさんが毎日船が通るのを楽しみにしてくれているとのことでした。

ツアー最後の宿

下船してバスに10分ほど乗って、ランドツアーの最後の宿となるフェアバンクス・プリンセス・リバーサイド・ロッジにチェックインしました。

これでプリンセスのランドツアーは実質的に完了です。初めてクルーズラインによるランドツアーを利用しましたが、アラスカに強いプリンセスだけあって、とても満足のいく内容でした。

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