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JR鹿児島本線の起点となる門司港駅の駅舎は、明治に建てられた当時はモダンだったネオルネッサンス調の木造建築。この一帯には他にもいろんな歴史的建造物が残っている。
安芸の小京都を散策後、雨の中を西へ走り、16時頃、門司港ホテルにチェックイン。先に到着していた実家組と合流し、寒風吹き荒ぶ中、暗くなるまで付近を歩いてまわった。
関門海峡に臨む場所なので、水先案内人の基地もある。
その隣りは地ビールの工房だ。レストランになっているけど、まだお客さんが入る前で、中を快く見せてくれた。
すっかり暗くなってイルミネーションが綺麗だ。
年一回の年末の帰省時の楽しみにしているフグ料理。散策で冷えきった身体も美味しいヒレ酒で温まった。
大晦日の朝、ホテルの部屋から見える関門橋や対岸の下関の街が霧で見えなくなったかと思うと、雪も降り出した。その後、朝食バイキングを食べている間に晴れ間も出てきた。
海峡ドラマシップというミュージアムは、なかなか面白く作ってあった。関門海峡を抜ける操船のシミュレーションも楽しい。
昨晩見たレトロな建物をもう一度明るい日差しの元で見直した。
巌流島への渡し船があっておもしろそうだったけど、白波が立つほど風が強くて寒いので、島は31階の門司港レトロ展望室から眺めるだけにした。
最後に、街中の看板で気になっていた「焼きカレー」なるものを食べてみた。一見グラタン風。味は見た目通り。美味しかったけど、それ以上にネーミングの勝利。