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日の出とブリッジウィング
3回目の終日航海日の朝7時、船の進路真っ正面から太陽が登ってきました。
ロサンゼルスからパナマ運河に向かって南東方向に進んでいる間は、左舷の船室からは日の出は見えても日没は見えないのですが、パナマ運河を過ぎて進路が北に変わると、今度は日没が見えるようになるはずです。
上の写真で太陽のすぐ上にある船から突き出している部分は、ブリッジウィングで、操舵室の一部ですが、そのガラス張りの床の上から真下を見ると、入港して接岸する際に船と岸壁が後どれくらい離れているかが正確に分かるので、それを見ながら微妙な操船をそこでできるようになっています。
船尾寄りにある我が家の船室からブリッジウィングまでは、約200mも離れているので、ここからだととても小さく見えています。
船室の場所選び
船には船尾寄りと中央付近にエレベーターと階段があります。今回選んだ船室は、船尾寄りのエレベーターのすぐ近くだったので、船のどこに行くにも長い廊下を歩かずに済んで便利でした。
9階の船室を選んだのですが、船の共用部分は8階以下と15階以上にあるので、8階以下の部分に行くには、時に混雑するエレベーターを使わずに階段で行けたのも便利でした。
写真は9階のエレベーターホールにあった案内パネルですが、これを見ると行きたい所がどの階にあるかが分かります。
8階周遊デッキ
我が家は毎日4〜5km歩くのが日課なので、終日航海日の日には、海を見ながら歩けて一周500mほどになる8階のアウターデッキを数周歩くようにしていました。
一番船尾側まで来ると、真っ直ぐ後ろに延びる航跡が見られるし、それを一部がガラス張りになった床から見下ろすこともできます。
7階救命ボートデッキ
7階のアウターデッキも一周歩けるので時々使いましたが、ここは救命ボートがずらりと並んでいて海はあまり見えないので、オープンな8階の方が気持ち良く歩けました。
1隻だけ小さなボートがありましたが、使われるのを見たことはありません。もしかすると、人が海に落ちた時などに、さっと手早くボートを下ろせるようになっているのかもしれません。
船長への質問
今日もいろいろな船内イベントに参加しました。
写真はアトリウムでやっていた絵文字から曲の題名を当てるクイズです。
おもしろかったのは、船長、機関長、ゼネラルマネージャーへの質問コーナーです。
「一番好きな港は?」との質問に、船長は「アラスカクルーズ」をあげ、(機関室にこもっている)機関長は「自分は何も見られない」と答えて爆笑でした。
船長がこの船で経験した一番大きな波は45フィート(約14m)で、船自体はどんな波でも大丈夫だけど、乗っている人の快適さでどこまでの波に耐えるかが決まるそうです。