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ノルウェージャン・スター号と再会
7時前に起きて船室の窓の外を見ると、なんと、先月の南米クルーズで乗船したばかりのノルウェージャン・スター号がいました。
「すごい大きな船がいるぞ」と、まわりから驚く声が聞こえて来るたびに、何となく誇らしい気持ちがします。
今日は、あいにく一日中雨の予報で、朝からしっかり降っています。
寄港地ツアー用のバスがずらりと並んでいますが、今日ウシュアイアを観光する人は、ちょっとアンラッキーです。
ル・ボレアル号を下船して、船を見比べる
最後の朝食を楽しんだ後、ぎりぎりまで船内にいましたが、リミットの9時少し前にル・ボレアル号を下船しました。
埠頭にある待合室で無料WiFiを使いながらしばらく時間をつぶした後、10時になれば荷物を預かってもらえるので、宿までスーツケースを引っ張って歩いて行きました。
南極クルーズ出発前に2泊した同じアパートに今日から3泊します。
スーツケースを宿に置いて身軽になったので、クルーズ船をもう一度見ようと港の方に戻りました。
やはり、ル・ボレアル号(右手前)に比べて、ノルウェージャン・スター号(奥)は、何倍も大きいです。
クルーズ船の比較
今回の旅行で本格的なクルーズ船を初体験し、しかも、カジュアルクラスの大型船とラグジュアリークラスの小型船という対照的な2つのクルーズ船に続けて乗って比べることができました。
大型船と小型船を比べると、乗下船時の混雑による時間のロスはあるものの、大型船の方が、船生活を2〜3倍は楽しめるように思いました。多様な船内アクティビティ、レストランでの食事の選択の幅、毎日知らないうちに1万歩以上歩くほどの広さ、毎晩のショーの規模などに違いがありました。
個人的には、ラグジュアリークラスよりカジュアルクラスの方が肌に合っていました。フォーマルな服を用意しておくのが面倒だし、お酒は有料なので結局一度も飲まなかった南米クルーズも特にその点で問題は感じませんでした。
窓無し、窓あり、バルコニー付きの船室のどれを選ぶかは、その料金差を考えると、いまだにかなり微妙だと感じています。少なくとも、今後はどのタイプの部屋でなくてはいけないとこだわるほどの決定的なものは、2つのクルーズを通してありませんでした。
雨のウシュアイアで停滞
11時を過ぎて、南極クルーズの出発日にも利用したカフェに行って、朝食メニューをランチ代わりにいただき、13時頃まで時間をつぶしました。
チェックイン時刻の14時を過ぎてから宿に戻り、さっそく洗濯機を3回まわし、スーパーで買い出しして、夕食は宿のキッチンで自炊していただきました。