ペルシャヘ

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長年行きたかったシルクロードの国の一つ、イランヘの旅に、連休初日ながらそれほど混んでいない成田を、アエロフロート便で定刻に出発した。


機内食は、去年の夏スイスに行くのに同じ便に乗った時と全くメニューが同じだったけど、シーフードとデザートは、なかなか美味。


なぜか着陸を1回やり直したので、少し遅れてモスクワに到着。関空からソウル経由で飛んで来た今回の旅の仲間のKIKIさんと無事に合流。どちらも短い時間での乗継なので、手荷物は全て機内持込みで、私も7.5kgのリュック一つ。雨の中を乗り込んだテヘランへの便は、1時間遅れで出発し、2回目の夕食が出た。


真夜中にテヘランに到着。女性は飛行機を降りる前に髪をスカーフで隠さないといけない。空港は写真撮影禁止。事前にビザを取るのも大変だったし、入国審査の列に少し緊張して並ぶ。そんな中、1人西洋人の女性がスカーフもせず、カップルで堂々と記念写真を撮っている。入国審査は質問も無く済み、率の悪い銀行で念のため$50だけ両替しておいた。国内線の航空券を手配したPTAという現地旅行会社のドライバーもちゃんと待っていてくれた。


車で1時間の国内線の空港まで送ってもらい、残金を払って航空券を受け取った(eチケットの控えだったけど)。
夜が明けるまでベンチに横になって、時々うつらうつらしながら数時間。イランらしく男女別のカウンターでチェックイン。搭乗時刻が近づくと「Wait for announcement」の表示。ここまで順調だったのに、欠航か大幅な遅れかと心配したけど、1時間遅れでマーハーン航空のシーラーズ行きは飛びたった。


景色が良さそうだったのに、窓際でなかったのはちょっと残念。
シーラーズ空港では、意外に客引きがやってくることもなく、タクシーで予約しておいたホテルへ。

イラン通貨リアルの暴落とひどいインフレで、今の物価感覚が事前にはよく分からないままだったけど、「地球の歩き方」で5万リアルのタクシー代が8万(約230円)だった。


ホテルは車が入れない迷路のような細い路地を歩いた先にあって良い雰囲気。今回の旅のテーマの1つは、往年のシルクロードの交易のための隊商宿のような伝統的なところに泊まること。


このNiayesh Boutique Hotelも食事やお茶が出来る中庭が素敵だった。午前中から追加料金なしでチェックイン出来たので、まずシャワーを浴びて、いよいよシーラーズ旧市街の観光に出発。

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