エル・チャルテンでトレッキング開始

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バスでエル・チャルテンに移動して名峰に対面する

エル・カラファテを2階建バスで朝8時に発って、3時間ほどでエル・チャルテンの街の背後にそびえる岩峰が見えてきました。

パタゴニアで一番有名な山、フィッツ・ロイです。アウトドアブランドのパタゴニア社のロゴにも使われている山で、さすがにしびれるほど格好良いです。

場所的には世界遺産のロス・グラシアレス国立公園の北端になります。

トレッキング計画を立てる

バスは、街の手前にある国立公園管理局に立ち寄ってくれて、そこでレンジャーから周辺のトレッキングルートについての説明を聞き、地図をもらう時間がありました。

周辺の地形が分かるジオラマもありました。左下の赤い道路が網目になっている所がエル・チャルテンの街で、上部の尖った山々の右端がフィッツ・ロイです。

明日の早朝、街から右上へと延びる黄色いトレッキングルートを通って、フィッツ・ロイ直下の氷河湖まで日の出を見に行く予定ですが、その前に、今日の午後は、左下にある短いトレッキングルートを歩くことにしました。

エル・チャルテンの宿にチェックイン

着いたバスターミナルでランチを済ませ、明後日にエル・カラファテに戻るバスを予約しましたが、エル・チャルテンがとても良さそうな所なので、夕方の遅い便にしました。

Booking.comで予約しておいたホテルまでは数百mなので、スーツケースを引っ張って歩いて行きました。

朝食付きで1泊6千円強でした。

コンドルとワシの展望台へトレッキング

川を渡って、先ほど立ち寄った国立公園管理局から始まるコンドル展望台へのトレッキングルートを歩きました。

ひと登りすると、フィッツ・ロイの左に氷河、右にエル・チャルテンの街が望めて素晴らしい景色でした。

コンドル展望台という名前の通り、岩山を背景に滑空するコンドルがよく見えました。

奥から流れてくる大きな川がラス・ブエルタス川、それに合流する手前の川がフィッツ・ロイ川で、エル・チャルテンがその2つの川にはさまれた小さな街であることがよく分かります。

コンドル展望台へのトレッキングルートの途中から分岐するイーグルス展望台へ行くと、地平線まで広がる草原と青い湖のパノラマを望めました。

でも、ワシは見かけませんでした。

明朝のトレッキングに備える

明日は、山の上で日の出を見るために夜中の2時に起きて出発する予定なので、17時半頃、まだ誰もお客さんがいないレストランで夕食にしました。

エル・チャルテンは田舎すぎるのか、スマホが圏外になっているので、ホテルのWiFiで明日歩くルートのオフライン・マップもダウンロードしておきました。

まだ昼間のように明るい19時半に寝ました。

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