フロリダ家族旅行11: ショッピングとスライム遊び

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マフィンを食べて、今日の計画

ゆっくり寝坊するつもりだったのに、8時すぎに息子に起こされた。

このホテルは朝食(コンチネンタル・ブレックファースト)付きだけど、昨日は7時前に出たので食ベられなかった。どんな朝食かなと楽しみにパパがホテルの受付に行くと、横の台の上にコーヒーとマフィンが置いてあるだけだった。ブルーベリーが入ったのとチェリーが入ったのと2種類ある。部屋に持って帰って4人で食べた。これがなかなかおいしい。マフィンもコーヒーもまたおかわりに行ったら、今度はアップルシナモンのマフィンがあった。

今日はゆっくり1日ショッピングの日にした。パパが出張の度に子供達のおみやげを買う「トイザらス」という巨大なおもちゃ屋に、アメリカに来て以来子供達を連れていって見せたかったので、まずそこに行くことにした。パパがイエローページで場所を確かめている間に、ホテルのコインランドリーで洗濯も2杯たっぷりした。ここは洗濯機も乾燥機も25セント硬貨4枚ずつだ。

巨大なおもちゃ店「トイザらス」へ

ママの運転、パパのナビゲーターで出発。また途中で道がよく分からなくなって、2回も無駄なUターンをして、ママには試練だった。トイザらスはフロリダモールという超巨大なショッピングセンターの一角にあったけど、モールに着いてからも見つけるのに苦労した。なにしろ巨大なのだ。そこにあることは分かっていても、そこのどこなのか分からない。車に乗ったまま大きな店を探しているのにこうなのだ。

やっと見つけて入ると、子供達はさっそく粘土をやわらかくしたような緑色のごろごろのスライムを見つけて欲しがった。とにかく全部見てからその中で一番欲しい物がスライムだったら買ってあげると約束して、2時間くらいかけて一通り見た。

子供達は、おもちゃ選びに悩みまくる

音の出るアラジンとリトル・マーメイドの絵本を、パパが「こんなのもあるぞ」と言って見せると、2人ともスライムも本もどちらも欲しいと言う。どちらか1つだけと言うと、2人とも迷って本にした。

でもしばらくすると、息子が「やっぱりスライムにする」と言い出して、すると娘もスライムに変えた。優柔不断だ。

息子は3月の誕生日にはもう何も買わないという約束で、ママが見つけた小さな恐竜が15匹入ったセットも買うことにした。

息子に、恐竜を玉が出る銃で打つやつを見せて「こういうのもあるぞ」と言うと、また「僕チン迷っちゃうー」となった。娘に「もう、パパがそういうの見せるからいけないんだよー」と言われた。

結局、息子はスライムと恐竜セットとレゴ、娘はスライムとレゴだけというのはかわいそうなので、リトル・マーメイドの音の出る本も買った。何やかやで$100になった。2人ともすぐにホテルに帰って遊びたがったけど、お昼の時間だ。

モールのフード・パビリオンで昼食

中華の食べ放題を探したけど、見つけた店は閉まっていて、結局ガイドブックにも出ている「メルカード」というモールに行って、そこのフード・パビリオンでパパと娘は中華、息子はピザ、ママはギリシヤ料理のシシカバブ・サンドイッチ。

のはずが、ママがピザの所に並ぶと、前にスペイン語しか話せない若い女の子の10人以上の集団がいて、それぞれが別々に注文・会計しているので、延々と時間がかかっている。待っている間にパパと娘は中華を食べ終わり、息子もほとんど1人前食ベた。

もうピザはいらないだろうと思ったのに、まだ食べると言うので、ママと交替してパパがピザに並んだ。すぐに番が来て、息子が欲しいと言った「ソーセージ・ピザ」を買った。でも息子は一目見るとそれじゃないという。息子の言うソーセージはサラミのことで、こちらでは「ペパローニ・ピザ」のことだ。それでも息子は文句いいながらピザも食べた。ママのシシカバブもすごくおいしかった。

子供達は、おもちゃで遊ぶためにホテルへ

子供達はおもちゃ以外のショッピングにつきあわせてもかわいそうだし、買ったおもちゃで早く遊びたくてしょうがないので、ママだけ残って買い物している間に、パパがホテルに子供達を送りに行った。

カーテンを閉めて電気を点けて、ドアを絶対に開けないように言って、子供達を留守番させた。でも2人はさっそくスライムを出して遊ぶのに没頭している。

大人は、モールを巡ってショッピング

モールに待ち合わせの時間より1時間早く戻って、パパもママを探しながら店を覗いていった。ここはちょっと酒落た店が多くて、実際の買い物には向かないようだ。例えば、冷蔵庫のドアなどにちょっと紙などを留めておくのに使う絵のついたマグネット専門の店という、日本では信じられない店があった。本屋でママを見つけて、ここではしょうがないのでさっきのフロリダモールに戻った。

ここで今回買うことにしているパスタ・マシーンは見つからなかったけど、全ての物が$1で売っている店や、台所用品の店、ママにはたまらない店がたくさんある。本屋でメキシコ料理の本も買った。$1ショップは、パパがそういう店があったと出張から帰ってママに話した時に、いろいろと買ってくればよかったのにと言われた店だ。でもいざ入るとこれが「たったの$1!」と驚くような物がたくさんありすぎて、圧倒されて逆に買えなくなってしまうのだ。ママもそういう気持ちになった。

ホテルの部屋はスライムだらけに

ホテルに戻ると、子供達は床やテーブルにたくさんスライムを飛び散らかせて、まだまだ一生懸命遊んでいた。娘のに比べると、息子のスライムはどろどろで固まっていなくて、かなり手を洗ったりするうちに流れてしまったのか、半分以下に減っていた。

息子が「僕チンやっぱりスライムにしなければよかった。」などと、のたまっている。続けて「やっぱりスライムをお誕生日にする」と言う。

しばらく考えて、やっと何が言いたいのか分かった。恐竜のセットは3月の誕生日のプレゼントとして買ったので、3月まで開けてはいけないと息子は思っていたようだ。(大人はそのつもりは無くて、とっくにホテルで恐竜も出して遊んでいるものと思っていた。)ところが、スライムで一通り遊ぶと、どうも思ったよりトロトロでうまく遊べない。今度は恐竜で遊びたいけど3月までおあずけだ。そこで、恐電の代わりにスライムを3月のプレゼントにしてしまえば、今から恐竜で遊べるし、スライムは当分遊べなくてもいいやと思ったのだ。息子は小さいのに、時々こういうちょっともって回った言い方をする。それがなかなか味があっていい。

タ食はビール、コーンスープ、オレンジジュース、いんげん、タマネギ、ポークステーキ、生パスタ、トマトソース、お茶。

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