バルセロナ2: 音楽堂でのコンサートと丘からの眺望を楽しむ

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カフェで朝からケーキを食べる

アパートのホストが、カフェで朝食を食べても€2〜3でとても安いから、皆そうしていると言っていたので、今朝は、ホストおすすめのお店で朝食をいただくことにしました。

ところが、美味しそうなケーキに目が行ってしまい、結局、そう安くはない朝食になってしまいました。

カタルーニャ音楽堂の装飾に唖然とする

バルセロナ観光2日目は、まず、朝一番のセルフガイデッドツアーを目指して、カタルーニャ音楽堂(世界遺産)へ行きました。ここも奇抜な装飾たっぷりのモデルニスモ建築(アール・ヌーヴォー様式)で、どこを見ても口がポカーンと開いてしまうような内装でした。

入り口で渡されたパンフレットを見ると、今晩ここでコンサートがあり、演目にラフマニノフのピアノ協奏曲第2番が含まれています。

『のだめカンタービレ』で千秋が演奏したのがとても印象的だった曲なので、いつか生で聴きたいと思っていました。9時半にチケットオフィスが開くのを少し待って、一番安い席の中で、3階中央付近の割と良い席をゲットできました。

ちなみに、最悪、一番後ろの一番端っこの席だった場合に、ステージがどのように見えるか、チケットを買う前に確認しておいたのですが、装飾のペガサスの前足が邪魔そうでした。

青タイルが美しいカサ・バトリョを観る

次のカサ・バトリョ(世界遺産)まで、1kmちょっと歩いて行きました。ここも昨日最後に見たカサ・ミラ同様、ガウディ建築で、入場料がびっくりするほど高いです。外壁には修復工事の足場があって、残念ながら写真映えしません。

しばらく行列してから入り、オーディオガイドに従って一通り見ましたが、個人的には、カサ・ミラを見たなら、ここはスキップしても良かったなと思いました。

でも、妻は、吹き抜け上部からの光の減衰を考えて付けられた青いタイルのグラデーションが素晴らしいと感激していました。印象は人それぞれなので、おもしろいです。

モンジュイック城からの眺めを楽しむ

午前中最後に、モンジュイックの丘へ行き、ロープウェイで城まで登りました。見渡す市街地や港の眺望は抜群でした。

広いモンジュイック城を1周するように一通り歩いて見てまわりました。

パエリャを食べて買出しをする

パラレル駅の近くの「地球の歩き方」に載っていたパエリャ専門店で、昼食に、イカスミのパエリャを美味しくいただきました。

13時半頃にお店に入った時には、他に客はほとんど居なかったのに、あっという間に満席になっていました。

食後、明日は日曜で店が閉まるので、日本に持って帰るチーズや調味料などの買出しをしました。

アパートに戻る地下鉄では、ジプシー風の女性2人がいかにも怪しくて注意していたら、やっぱりスリだったようで、妻のショルダーバックのファスナーが2ヶ所も半分くらい開けられていました。何も取られなくて良かったです。

世界遺産の音楽堂でラフマニノフを聴く

アパートで急いで夕食を済ませ、再びカタルーニャ音楽堂へ向かいました。

第1部のラフマニノフのピアノ協奏曲第2番は、ロシアの若手男性ピアニストNikolai Kuznetsovによる演奏で、3階席だったせいか、オケとピアノのバランスが、もう少しピアノのボリュームがあればと思いましたが、演奏は良かったです。アンコールも2曲してくれました。

第2部のチャイコフスキーの曲は、あまり馴染みのないものでした。第1部だけで帰っちゃった人もいました。

きらびやかな世界遺産の音楽堂で、オーケストラとピアノによる好きな曲のコンサートを聴けたのは、貴重な体験でした。

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