この記事は約3分でお読みいただけます。
ヒグマ対策のレクチャーを受けて、知床五湖を歩く
知床クルーズの後は、知床五湖を巡るハイキングをしました。ここは、27年前の夏に家族で歩いたことがありますが、今は、世界遺産にも登録され、歩く前にヒグマ対策も兼ねたレクチャーを受けるようになっていました。
五湖、四湖、・・・、一湖の順番で全ての湖をめぐるコースを選び、最初の五湖にやって来ました。湖の向こうに知床連山が顔を出しています。
四湖も知床連山を鏡のように写していました。
海に最も近い三湖には、かわいい島が浮かんでいました。
二湖からは、知床連山がよりはっきりと望めました。明るくて開放感があって、気持ちいいです。
最後の一湖まで来ました。ここまでの地上遊歩道では、ヒグマと遭遇するリスクがあるので、見通しの悪い所では、レクチャーで習った通りに音を立てながら歩きました。
この先は、電流柵で保護された高架遊歩道に上がり、ヒグマからも安全に、車椅子でも観光できるようになっていました。27年前に歩いた時には無かった設備です。
晴れて無風だったので、湖が青く鏡のようで、紅葉も始まっていて、絵葉書のような景色が楽しめました。
フレペの滝まで歩き、絶景を望む
知床クルーズ船から見た「乙女の涙」とも呼ばれるフレペの滝まで、20分ほど歩いて陸側からも行ってみると、滝と紅葉と知床連山の素晴らしい景色を眺めることができました。
左端の尖った山が硫黄山、右端にそびえ立つ山が羅臼岳です。この後、羅臼岳のすぐ南側にある知床峠を車で越えます。
紅葉が盛りの知床半島を横断する
知床半島をオホーツク海側から太平洋側へと横断する道路を車で登るにつれ、紅葉が見頃になってきました。
知床五湖から眺めるとそびえ立っていた羅臼岳が、知床峠からは目前に見えました。
峠を越えて太平洋側の羅臼町に向かって下る道からは、国後島が長くはっきり見えました。
ARCの仲間が集結するペンションに到着する
そこから延々とドライブして、屈斜路湖と摩周湖に挟まれた美留和にあるきらの宿すばるというペンションに着きました。
この宿をアーサー・ランサム・クラブ(ARC)の仲間11名で借り切って2連泊します。そもそも今回の北海道旅行は、このARCのイベントに参加するのが一番の目的です。
しかし、天気予報では台風がこの辺りを通過しそうで、残念ながら、明日予定していた釧路川源流カヌーは中止となりました。