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ミディ運河の通らなかった区間をチェックする
元々の運河クルーズの計画で行く予定だったトゥールーズからバルセロナへ行く午後の列車を予約してあるので、それに途中から乗車しようと思っていました。
しかし、昨日のうちにカルカソンヌの観光を終えたので、遠回りになりますが、午前中はトゥールーズの観光をすることにします。
カルカソンヌ駅へ行くと、駅舎のすぐ前をミディ運河が通っていましたが、底が見えるくらい水位が低くなっていました。
1時間ほど電車に乗ってトゥールーズに着くと、ここでもミディ運河が駅のすぐ前を通っています。この先3.5kmほどで、ミディ運河の終点となり、そこから大西洋に向かってガロンヌ運河が始まります。
駅前のミディ運河の反対側を見ると、大工事中で、これでは全く航行できない状態でした。
ボートで地中海から大西洋に抜けようとすると、ミディ運河の終点のトゥールーズからガロンヌ運河でボルドーの手前まで行き、そこからはガロンヌ川を下ることになるので、トゥールーズを流れるガロンヌ川も見に行ってみました。
ガロンヌ川は、とうとうと流れていて、この中をボートで下るのは、それなりのスキルが要りそうに思いました。
雨のトゥールーズ市街観光
予約している列車が出るまでの3時間で、トゥールーズ市街観光をしました。今日も雨が降っているので、レインウェアをしっかり着ての街歩きです。
市庁舎のある広場は、雨のせいかほとんど人がいなくて、余計に広々としている印象でした。
ジャコバン修道院も、市庁舎広場と同様に、広々、寒々としていました。
最後にサン・セルナン大聖堂を見ました。「フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」として登録されている世界遺産に、この大聖堂も含まれています。
TGVでバルセロナへ向かう
トゥールーズ駅に戻り、予約しておいた列車でバルセロナに向かいました。ナルボンヌ駅で一度乗換えて、そこからはTGVです。
海岸の湿地帯の砂州の上をしばらく進み、フラミンゴもいて、景色を楽しめました。
スペインとの国境は、トンネルで越えました。
バルセロナに着いて、地下鉄で、予約しておいた民泊のアパートに行くと、親切なホストが、周辺のお店や観光情報を一通り説明してくれました。
ここで4連泊します。さっそく近くのスーパーに行くと、フランスに比べて物価が安く、品揃えも良かったので、食料をたっぷり買出しできました。