森と湖の別荘生活:ボート、ベリー摘み、キノコ採り、サウナ

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今日は森と湖の別荘生活を満喫する日です。7時に起きて、キノコオムレツ、パン+バター+チーズ+ハム、ヨーグルト、桃、コーヒーの朝食をのんびりといただきました。
10時過ぎまでベリー摘みをした後、別荘に備え付けのボートで湖に漕ぎ出しました。写真の中央の家にLDK、寝室、サウナがあり、エコトイレが右の方にある別棟にあります。

ボートには取り外しできない長いオールがついていて、力は要るけどスピードは速く、保進性も良かったです。まずは、隣の湖につながる海峡に茂っていた葦原を突っ切って隣の湖に行ってみました。



また元の湖に戻り、小さな島まで行って、上陸してみました。島にはブルーベリーの実がたくさんなっていたので、ブルーベリー島と命名し、実をたくさん摘みました。フィンランドでは、自然の恵みを誰もが楽しむ「自然享受権」が法律で認められていて、土地の所有者に迷惑をかけなければ、森の中のキノコやベリーなどの収穫が許されています。素晴らしい!

お昼は、別荘のバルコニーのテーブルで風に吹かれながらいただきました。この日は、この静かな小さな村でたまたまモトクロスのイベントが行われていて、宿のオーナーが、せっかく静かな所をめざして来たのだろうに、モトクロスが煩くてごめんなさいと、しきりに恐縮していました。午後は、付近の散歩がてら、そのうるさいモトクロスを見に行ってみました。何十台ものバイクが、麦畑の中に作られたような長くて曲がりくねって登ったり下ったりする道をグルグル回っています。

15時にはモトクロスも終わってまた静かになり、ミントチョコ風味のケーキ、レッドカラントムース、コーヒーのおやつを楽しんでいると、出来立てのスモークサーモンにサワークリームソースも付けてご主人が持って来てくれました。温かいうちに半分くらい食べたけど、サワークリームを付けても付けなくても、とても美味しかったです。

その後でもう一度ベリー摘みとキノコ探しに行くと、午前中は見つからなかった黄色い食べられるキノコ(アンズダケ)を見つけて、たくさん採れました。今夜もたっぷりキノコ料理を作って食べられそうです。

それ以外の時間は、摘んだリンゴンベリーとブルーベリーをひたすら煮詰めて、ミックスベリー・ジャムを作りました。これは、日本に持って帰って、11月に入ってこの旅行記を書いている今でも、毎朝ヨーグルトに入れて楽しんでいます。

夕食は、肉にベリージャムをつけて、キノコとリークのスープ、ミックスベジタブルの炒め物、レタスとトマト、ひじきご飯、赤ワインと、今夜も豪華版でした。湖上にも湖畔にも、今日一日中人っ子一人見かけなかった湖は、鏡のようで、とことん静かで、心が洗われます。

暗くなって、昨晩はご主人がしてくれたサウナの準備を自分でやってみることにしました。空気と水を温める両方の竃に新聞紙、細い枝、太い枝を組んで、火を点けたら一発でうまくいきました。若い白樺の葉っぱの束をお湯につけて体に打ち付けるフィンランド風のサウナの入り方を真似してやってみましたが、良いにおいがして、楽しい体験でした。サウナを出て、夜風に吹かれながら、梨ジュースやコーヒーを飲むのも美味しかったです。
フィンランドでのストップオーバー4日目は、車は動かさず、ボートと足で別荘の周りを探索しました。

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