この記事は約4分でお読みいただけます。
世界遺産のマルボルク城へ列車で向かう
今日も早起きして、グダニスク駅8:09発の列車で世界遺産のマルボルク城に向かいました。
マルボルク駅の手前で川を渡る時にお城の一部が見えました。この川には、来週船を借りて運河クルーズをする際に、また来る予定です。
マルボルクの駅から城まで1kmほど歩き、城が開く9時をちょっと過ぎた頃に到着。
マルボルク城は「死ぬまでに行きたい世界の名城25」にも選ばれていて、今回の旅行で訪れるのを楽しみにしていた所です。
元は13世紀に建てられたドイツ騎士団の城ですが、第2次世界大戦中にソ連軍とここに籠城したドイツ軍が戦い、一度は写真パネルのような姿になってしまいました。
マルボルク城をオーディオガイドに従って見学する
入場料(約1200円)に含まれるオーディオガイドが、画像と音声で分かりやすく案内してくれるので、とても便利でした。
普段はガイド無しで自由に歩くのが好きなのですが、この城は複雑な形をしているので、オーディオガイド無しでは、どこをどう歩けば良いのか分からなかったと思います。
下の模型で言うと、マルボルク城は、右の高い城、中央の中庭を囲む中の城、左の低い城の3つの部分からなっています。
低い城の中の城寄りに立つ塔の門(上の写真の中央奥)から入り、中の城に入る橋(下の写真の右奥、ここから有料)を渡って中庭に出ました。
中庭に立っていた像が凛々しくて印象的でしたが、この城の歴代の総長の中でも最も偉大であった4人とのことです。
オーディオガイドに従って、中の城、高い城の中を一通り見てまわりました。
城で一番高い所からの景色を楽しむ
城のレストランのランチが始まる12時までまだ30分あります。
そこで、高い城の塔(別料金)に登ると、ここに登らなければきっと後悔していただろうくらいに、景色が素晴らしかったです。
中の城越しに川が良く見えて、来週のクルージングがさらに楽しみになりました。
ランチは中世ドイツ騎士団料理
城のゴシックレストランは、中世ドイツ騎士団が食べていた食材を現代風にアレンジした料理(当時の料理のままだと不味いらしいです)が出るので、楽しみにしていた所です。
スープは少しだけ酸味があるのがポーランド風で良かったです。
パンも見栄えから良く、バターやオリーブオイルを付けながら、いくらでも美味しく食べられましたが、メイン料理の前にお腹いっぱいにするわけにもいかずセーブ。
メインの肉も、付け合わせの少し酸っぱい野菜と一緒に食べると美味しくいただけました。
心残りなくマルボルク城を堪能しました。
第2次世界大戦博物館をさっと見学
アパートに戻って一休みした後、歩いて第2次世界大戦博物館へ行きました。外観はとても印象的な形をしていますが、展示は地下に広がっています。
既に足が疲れていて、とても見きれないくらいたくさんの展示があるので、あまり丁寧には見ずに、さーっと歩くだけになってしまいました。
今日の夕食は、マッシュルームスープが超美味しかったです。