ヌークシオ国立公園を経て森と湖の別荘へ

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フィンランドでのストップオーバーの残りの3日間は、森と湖で過ごします。ヘルシンキ中央駅で借りた真っ赤なVW Poloに乗り、約1時間のドライブで、ヌークシオ国立公園に来ました。周回型トレールの起点となる駐車場に車を停め、3つある中の真ん中の距離の赤いコースが、2つの湖を見れて良さそうだったので、それを歩くことにしました。

よく整備されていて、コースマーカーも分かりやすいです。雨模様の週日なのに結構大勢の人が歩きに来ています。バスケットを手に提げてキノコを採りに来た人もいます。自由に使える薪の小屋があり、火を炊ける場所も要所にあるのが素晴らしいです。

その一つで、薪を燃やした火でサンドイッチをあぶり、トーストにして食べました。においもいいし、美味しかったです。

借りたレンタカーは、ホルダーを取り付けられる所がなく、ガムテープでダッシュボードに貼り付けたカーナビ代わりのiPadを見ながら運転しました。旅から帰って来て、友人たちから、どうしてガムテープなんか持っていたのかと驚かれましたが、連れ合いのスーツケースの中には、私も驚くようなものがよく入っています。

Airbnbで探して予約しておいた森の中の湖のほとりにある別荘風の宿に16時前に到着しました。オーナーのEijaさんは、とても親切に色々と説明してくれて、おまけに、サンドイッチやベリージュースを用意しておいてくれたり、周りで見つかる食べられるキノコを教えてくれました。リンゴンベリーやブルーベリーも好きなだけ摘んでいいそうです。部屋も設備も景色も何もかもとにかく素晴らしくて、これまで泊まった宿の中でも最高の価値があります。

お昼が軽かったのでサンドイッチをさっそく1ついただいたけど、これがまた最高に美味しかったです。湖畔を少し歩いて、ベリー摘みをし、Eijaさんからいただいた黄色い食べられるキノコ(アンズダケ)とスーパーで買って来たキノコで、夕食はキノコシチューです。

夜20時、ご主人も来てサウナを焚いて使い方を説明してくれました。お湯も石もそれぞれ薪で温めます。ポンプで湖の水を上げて、それを沸かしたお湯と、そのままの水をミックスしてちょうどいい温度にして、それをかぶったり流したりして頭や体も洗えます。これまでサウナは苦手と思っていましたが、ここでは結構長い間入って、出てから夜風に吹かれるのがとても気持ち良かったです。フィンランドはサウナの本場ですが、今は多くが電気で温めるサウナになっている中で、薪のサウナは珍しく、それだけ貴重で人気のようです。

フィンランド・ストップオーバー3日目の走行距離は、220kmでした。

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