東海道歩き31: (三雲)→石部宿→草津宿

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今日は、JR草津線の三雲駅を正午過ぎにスタートして、滋賀県の旧東海道を歩きます。早々に街道がトンネルになっている所がありました。トンネルの上で街道を横切っているのは、何と“川”です。氾濫を繰り返すうちに周りより高いところを流れるようになった“天井川”と呼ばれる地形です。全国に少なくとも240は存在する天井川の1/3は滋賀県にあるそうです。川の脇には、弘法杉と呼ばれる樹齢770年くらいの大木がそびえていました。

弘法杉の横にもありましたが、今日歩いたルートには、旧東海道歩きをする人のためのお休み処がいくつもありました。無人の小さな小屋が多いですが、石部宿の京都寄りにあった写真のところは、雰囲気もそれっぽくて、食事もできる立派な茶屋でした。残念ながらお昼をたっぷり食べたばかりだったので、ここはパスです。

今日歩いたルートからは、最初は遠くに、だんだん近くに、富士山のような形をした山が見えていました。実際、近江富士と呼ばれているそうです。

石部宿を過ぎてしばらくで、和中散という当時の道中でよく使われていた薬の本舗がありました。家康も腹痛がこれで回復したそうです。

今日は自宅から高速を運転してきて、昼食後に歩き始めたので、まだ草津まで数キロ残して日が暮れてしまいました。田舎道を歩いていると空が広いので、段々と赤く染まる微妙な色合いのグラデーションを歩きながらたっぷり楽しめました。

すっかり暗くなって草津宿に到着です。本陣の建物など明日の朝、明るくなってからまたゆっくり見ようと思いますが、ここ草津は、東海道と中仙道が合流する所だということを、ここに来て初めて知りました。

今日の歩行は、19.5km、3万1千歩でした。

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