東海道歩き23: (本宿)→藤川宿→岡崎宿

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旧東海道からははずれていますが、1泊したホテルの近くの豊川稲荷に早朝お参りに行きました。境内はとても面白くて、一番奥の狐塚という所は、写真のように狐だらけです。

今日の旧東海道歩きは、豊川市から岡崎市に入ったばかりの本宿駅がスタートで、昨日と同じく名鉄名古屋線に沿って歩きます。最初の見どころの山中八幡宮は、広々とした田んぼ越しに遠くから見える赤い鳥居を目指して歩くアプローチも楽しめました。鳥居からは石段をぐーんと登ります。写真の穴「鳩ケ窟」に、三河一向一揆で門徒に追われた家康が身を隠していると、中から2羽の鳩が飛び立ち、追っ手は、人がいるはずはないと思い立ち去ったそうです。

山中八幡宮を降りてまもなくで藤川宿に入りました。旧東海道の宿は、所々に古い建物が残っている写真のような道を歩くことが多いです。道の駅「藤川宿」で、きしめんをお昼にいただきました。藤川宿を出ると、またきれいな松並木がありました。

次の岡崎宿までの半分くらい歩いたところで、大岡越前守が1万石の大名となってから明治まで置かれた西大平藩主大岡家の陣屋の跡がありました。そこで、道の駅で買った柿を食べて休憩しました。そのすぐ先の一里塚は、片方だけ残っていました。

岡崎宿は、岡崎城下ということもあって非常に入り組んでおり、岡崎二十七曲りと言われている道を忠実に歩きました。随分な遠回りで足がくたくたになりましたが、最後に岡崎城を見に行きました。ここは家康が生まれた所です。そのせいか、今日歩いたコースで何度か家康像を見かけるくらい、このあたりは家康の存在感が強かったです。

天守閣からは、岡崎の街を四方八方眺めることができました。中でも、ここから徳川家菩提寺の大樹寺が望めるということがポイントらしく、その見つけ方ガイドや、大樹寺に向けられた固定望遠鏡やらのおかげで、私も見つけることができました。この写真にも針の先のような大きさで写っているはずです。

今日は、豊川稲荷で2km、本宿駅から岡崎公園前駅まで20km歩き、1日分で3万1千歩でした。

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