東海道歩き19: (天竜川)→浜松宿→舞阪宿

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浜松に1泊した翌朝、旧東海道歩きに出発する前に海を見に行きました。今日も良い天気で、朝から大勢のサーファーが遠州灘の波と戯れています。この辺りの浜にはアカウミガメが産卵にやってくるそうです。

昨日へとへとになって到着した天竜川駅に戻り、浜松宿に向かって出発しました。先週末歩いた時には、はるか遠くに見えていた浜松駅前の高層ビルが、段々と近づいて来て、1時間ほど歩いたところでそのふもとに到着。
旧東海道とは直接関係はありませんが、前々から見たかった楽器博物館を訪れました。入ってすぐのアジアの楽器の展示が、見たことも聞いたこともない芸術品の宝の山のようで目を引きました。

たくさんの珍しい楽器の中で興味をひかれたのがこのメロフォンというものです。バイオリンの形をしているけど弦はなくて、写真の右側にある取っ手でふいごを動かして、左側にある細かいボタンを押すと開く穴から空気が出る時にリードが振動して音が鳴るそうです。残念ながらどんな音なのかは聞けませんでしたが、そういう緻密な仕組みをわざわざバイオリンの形に押し込めたのが面白いです。

また旧東海道歩きに戻って、浜松宿を出て次の舞阪宿を目指します。ここ何日か、旧街道沿いのあちこちで秋葉常夜灯篭と呼ばれるものを見かけました。色々な形や趣向のものがありましたが、概ね写真のような感じです。家康が「火の神」秋葉神社を浜松に建てて以来、最初は旅人の安全のための常夜灯という素朴な役割のものだったのが、秋葉信仰の広がりと共に段々と立派なものになって、今でも数多くが残っているようです。

今日は、ちょうど自衛隊浜松基地の航空祭の日らしく、ブルーインパルスが頭上を何度か編隊を組んで飛んでいきましたが、そのうちに空に見事なハートマークを描いてくれました。珍しいものが見れてラッキーでした。

目標の舞阪宿まで歩き、ゴールのJR舞阪駅のちょっと手前の神社の境内で最後の休憩をしました。写真では分かりにくいですが、狛犬の代わりに、立派な角をはやした狛鹿がありました。

今日の歩行距離は18km、2万8千歩でした。次は、景色が良さそうで歩くのが今から楽しみな浜名湖です。

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