ルクソール西岸、ファラオが眠る死者の都

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ルクソール2日目は、かつてネクロポリス(死者の都)と呼ばれていたナイル川西岸を見てまわりました。まずは、ピラミッドが廃された後の歴代ファラオが永眠の地として選んだ「王家の谷」です。一説によると、写真左奥の山がピラミッドに似ているので、この地が選ばれたとか。

残念ながら墓の中も谷そのものも撮影禁止ですが、たくさん王墓がある中で、ツタンカーメンの墓を含め、4つだけ入ってみました。一番印象的だったのは、墓の中の壁画の色が本当に鮮やかに残っていることでした。塗料には卵も使われていたそうです。ツタンカーメンの墓には、ツタンカーメンのミイラも安置してありました。没後3340年経った今、その人の姿を目の前に見ることができることに驚嘆します。それに、この隣にはまだ発掘されていない部屋があるらしいと最近話題になっていて、どんな埋蔵品が隠されているのか、いずれ目にすることができるのでしょうか。
次は、最初の女性のファラオであるハトシェプスト女王の葬祭殿に行きました。無差別テロで日本人観光客も命を落とした事件があったところですが、今は至って平和です。

次は、王妃の谷。3つの墓に入りましたが、王家の谷に比べるとずっとこじんまりとしていました。写真のように谷のあちこちに墓の入り口が散在している様子は、王家の谷も同じような感じです。

最後にメムノンの巨像に立ち寄った後、遅めのお昼を食べて、東岸に戻りました。

ルクソール最後の晩は、ナイル川沿いのホテルに泊まります。

ホテルからルクソール市街地に向かって散歩している途中で見つけたお店で、サトウキビ・ジュースを作ってもらいました。暑い中を1日歩き回った後の甘くて冷たい1杯のジュース、生き返ります。

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