ルクソール西岸の田舎道でロバに乗る

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今回の旅程ではルクソールでたっぷり3日間も時間を取り、その半分は予定を立てずにおきました。ルクソール最終日の午前、街角でよく見かけるロバに乗りたくなったので、『地球の歩き方』に西岸の王家の谷へはロバでも行けると書いてあるのを頼りに、渡し船でナイル川を渡りました。

船が着くと、さっそくたくさんの客引きが声をかけて来ます。王家の谷などの遺跡へ行く車に乗らないかというのがほとんどで、ロバは見当たりません。川の方に歩いて行くと、今度はファルーカの客引きがやって来ます。その中で1人「ドンキーライド」と口にした人と、30分 7ドルで交渉成立しました。そのお兄さんに連れられていったロバ主のおじさんの家の庭で、ロバの用意ができるまでミントティーをふるまわれました。

庭に植えてあるミントの葉っぱをその場で採って洗ってティーに入れて、エジプト風に砂糖も入れて、暑い中、熱いティーを気持ちの良い木陰でいただくのは、エジプト人の生活の中に入り込めたような気がして、とても良い時間でした。
ロバは、なかなかやって来ません。エジプト時間が流れていきます。ミントティーもお代わりして、話題も尽きて、でもこれがエジプトなんだなあと思える時間で、おじさんもそのうちに本気でロバを探しに行って、小1時間後にようやくロバがやって来ました。

ロバは、馬と違って、鞍は厚手の布だし、あぶみも無くて、最初に乗るのは失敗してずり落ちてしまい、大いに笑われて、ちゃんと乗った後も結構不安定でした。連れ合いのロバは、どんどん先に行ってしまいます。

そのうちに私のロバも頑張って追いついて追い越して、バナナ畑の間の田舎道を進んで行きます。

ロバは、仲間に出会うと興奮して大変でした。

結局45分くらい乗って楽しかったので、バクシーシも含めて$10にしました。思ったより時間を取ったので、帰りは、ロバの客引きのお兄さんが持ってる船で、直接ホテルの船着場まで送ってもらいました。

エジプトは、何でもぼられるし、いつもバクシーシを要求されて大変というイメージだったのですが、実際その通りだったものの、そのうちにコツが分かってきました。定価や正しい値段や相場は無いものと思って、自分がぼられたと思うことなく欲しい物やサービスに払える金額(エジプトの物価感覚で妥当な金額)を決めて、それより少し少なめの金額で交渉し、それでダメなら諦めて立ち去ります。追いかけられないこともありましたが、たいていはねばれば結局その金額まで下がりました。サービスを受けた後、バクシーシを言われる前に、こちらから少し上乗せして渡せば、お互いにハッピーで取引が終わります。最初からバクシーシ無しという条件で交渉して、上乗せ無しでその通りの額を払った場合、相手がぶすっとしてご機嫌が悪かったので、バクシーシを少しつけることを見越して交渉しておく方が良いように思いました。

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