ポーランド10: 世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑、シンドラーの工場を観る

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朝一番に、世界遺産のヴィエリチカ岩塩坑を観る

昨日、入場チケットが売切れで入れない所が2ヶ所もあったので、今日は、ヴィエリチカ岩塩坑の朝一番のツアーに参加できるように、5時に早起きして朝食を済ませ、6時半には出発しました。

トラムでクラクフ本駅まで行き、ヴィエリチカ行きの切符を買える券売機が見当たらないので、そのまま列車に乗って、先頭車両に居た乗務員から切符を買いました。

ヴィエリチカ駅まで鉄道で約30分、駅から岩塩坑まで歩いて数分で、8時半の英語ツアーに十分間に合い、空きもあり、早起きした甲斐がありました。

ツアーは十名くらいで、朝一番のおかげか通常より小さなグループだったようです。ガイド用イヤホンを付けて出発すると、いきなり何百段も階段を降りました。

岩塩坑の横の広がりはとても大きく、たっぷり歩き、所々で階段を登ったり下ったりもして、途中で地底湖も3つ見ました。

壁に触った指を舐めるとちゃんと塩辛いです。

洞内のハイライトは、聖キンガ礼拝堂と呼ばれるホールで、天井も床も壁も、壁に掘られた彫像も、そしてシャンデリアまでもが、全て塩でできています。

ここではしばらく自由時間があったので、彫像やレリーフの細かい所まで鑑賞できました。

一番印象的だったのは、洞内の天井を支える木の骨組みでした。古く13世紀から稼働していた岩塩採掘場なので、そのような構造物が全て木造なのです。エンジニアリングの凄さを感じました。

妻は、カリフラワーにそっくりの塩の結晶が、一番印象的だったそうです。

最後に地上に戻る際は、まさに鉱山用という感じの荒っぽく小さなエレベーターに、一度に数人ずつ乗って、“脱出”しました。

外に出ると小雨でした。帰りの切符を駅の券売機で買って列車へ行くと、なんと3時間半後まで出ないので今はバスで行けとのことです。切符が無駄になりました。

観光案内所でバスでの行き方を聞いて、すぐに来たバスでクラクフ市街に戻りました。

シンドラーの工場に再挑戦する

昨日は夕方に行ってチケットが売切れだったシンドラーの工場に正午頃に行って、行列に並んで、残り60名くらいところでチケットが買えました。

第2次世界大戦中に多くのユダヤ人をナチス・ドイツから救ったドイツ人実業家、オスカー・シンドラーのホーロー工場跡が、博物館になっていて、当時の様子を説明する展示を一通り見ました。

空港でレンタカーを受け取る

トラムで本駅に戻り、スーパーで買出しして、アパートで早めの夕食にしました。

夕食後、本駅まで歩いて、空港行きの列車に乗り、空港のレンタカーオフィスで、予約しておいた車を受け取りました。

持って行ったiPadホルダーが付かない車だったので、カーナビ代わりのiPadを固定するのにガムテープのお出ましです。

明日から1週間、南ポーランドとスロバキアを車で周遊します。

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