淡路島3: 大歩危峡を見て、かずら橋を渡る

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淡路島3日目は、少し足をのばして吉野川水系の秘境を訪れました。

大歩危峡で船から地層を眺める

淡路島の宿から2時間半ほどのドライブで、吉野川中流域の大歩危峡に来ました。

まずは、遊覧船に乗るために、深い渓谷の底へと階段を降りて行きました。

特にスリルのある瀬を通ったりはせず、静かに両岸の岩(天然記念物の含礫片岩)を眺めながら、4kmほど川を下ってUターンする往復30分ほどのクルーズでした。

ここでは右岸の地層は右下がりですが、川を小歩危峡まで下ると右上がりになっていて、その間で地層の隆起があったことが分かるそうです。

ブラタモリ的な楽しみのクルーズでした。

スリルも雰囲気もある“祖谷のかずら橋”を渡る

次に、吉野川支流の深いV字谷「祖谷渓」にあるかずら橋まで来ました。

使われている木材の太さや、葛の巻き付け具合から、橋を支えるためにどこにどれくらいの力がかかるのか、分かりやすく可視化されるのがおもしろいです。

これだけしっかり巻きつけられていると、安心感もあります。

とは言っても、隙間のある木材の上を歩いて渡るのは結構なスリルです。

皆、しっかり手すりにつかまりながら、恐々と歩いて渡っていました。

ここだけ時代が戻ったような雰囲気を楽しめました。

秘境で度胸のある小僧に会う

最後に、祖谷渓(日本三大秘境の一つだそうです)のまさに秘境という感じの細い山道をクネクネとドライブして、本当にこの先にあるのだろうかと思いながら行くと、ちゃんと立っていました。

その昔、子供や旅人がここから放尿して度胸試しをしたという言い伝えにちなんで作られた小便小僧だそうです。

谷底までは200mもあり、ここで実際にしても下に届く前に霧になってしまうのだとか。


今晩も夕食は魚料理で、なめろうや太刀魚などをいただきました。

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