東海道歩き27: 四日市宿→石薬師宿→庄野宿

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四日市宿から鈴鹿市の石薬師宿を目指して歩き始めると、同じ方向に旧東海道を歩いているウォーキングツァーのようなグループがあり、その後も、反対方向に歩いているグループ2つとすれ違いました。たまに旧東海道歩きをしていそうな夫婦とすれ違うことはこれまでも何度かありましたが、団体さんは初めてで、それも1日に3グループも出会いました。

今日のハイライトは、日本橋を発って100番目の一里塚のはずだったのですが、その跡は何ともしょぼい石碑と立て札だけでした。何はともあれ、いつのまにか約400kmも歩いて来たということです。しかし、もっと感慨に浸るのは難しい一里塚跡でした。

しばらくはずっと平地だった旧東海道に久しぶりに坂道が現れました。杖衝坂という名前がついています。日本武尊が東征の帰途、大変疲れて杖を突いたところだそうです。

坂を登りきると、またしばらくずっと平坦な道で、民家の庭先に目を引く鮮やかな花が咲き乱れていました。

石薬師宿は、そこにある石薬師寺の名前を取って、かなり遅くになって設置された宿だそうです。石薬師寺の境内は、とても変化に富んでいて、ここだけで一冊の写真集が作れそうな感じでした。今日は歩いていると少し暑いくらいでしたが、木々が色づき始めていました。

102番目の一里塚は、100番目がこれだったら良かったのにと思えるくらい、素敵なロケーションにありました。川の手前側の土手もとても良い感じだったのですが、対岸の大きな木の根元に一里塚があります。その木陰でしばらく休憩しました。

次の庄野宿まではすぐで、今日のゴールは宿の中心に入る手前の加佐登駅にしました。15時にウォーキング終了。高速を乗り継いで帰宅したのは21時半でした。今日の歩行は、18km、2万5千歩です。

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