親子三代で英彦山登山

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2年前の年末年始の帰省時に、親子三代(母、私、息子)で福岡の山を縦走しましたが、今年は、同じメンバーで福岡県と大分県の県境にある英彦山(ひこさん)に登ることにしました。日本三大修験場として栄えた霊山の中心にある英彦山神宮に、延々と続く石段を登って行くと、初詣に備えての準備中でした。石段には、今晩一晩中灯される燈がずらりと並べられていて、夜は壮観だと思います。

このまま石段を登り続けるのが英彦山中岳山頂へ至るメインルートですが、冬は凍結して見事な氷瀑が見られるという四王寺滝を経由するバリエーションルートを行くことにしました。谷の中の道が傾斜を増してきて、周りに雪も見られるようになって、まだかまだかと登って行くと、ようやく谷の奥に滝が見えました。残念ながらまだ氷瀑にはなっていませんでしたが、滝壺の周りの凍りついた氷模様がきれいでした。

今年の1月に母が来た時には、この滝は下の写真のように見事に氷結していたそうです。

滝から南岳に直登するルートは、雪や氷や岩場もある急斜面で、よじ登るような所も緊張する所もありましたが、それだけとても印象的で思い出に残る山登りができました。13時近くになってお腹を空かせて南岳山頂に到着し、ポカポカした陽だまりでお昼にしました。お腹を満たした後、アイゼンを付けて滑りやすい急な北斜面を降り、雪が溶けて泥々の南斜面を登って、中岳山頂に到着。空気が澄んでいて、山並みのパノラマがよく見えます。一際目立つ山は、16年前にやはり親子三代で登った由布岳です。

滝の所で会った二日連続で登って来たという方は、昨日はまだ雪が多くて滝から南岳への道が分からずに諦めたそうです。今日は風もなく気温も高めの絶好の天気で、とても良い山歩きができて大満足でした。

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