ヤマネコ号セイルトレーニング(出港準備編)

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家から2時間弱のドライブで、8時半に静浦漁港に着くと、ヤマネコ号には一番に到着したNPさんだけが乗船していました。遠くから見るともう何人も乗っているように見えたのですが、堤防上の釣り人と見間違えていたようです。

ラッキー! ヤマネコ号にTitmouseさん、真昼のふくろうさんと乗船して、Minnowさんとヤマネコ号初乗船のイグルーさんも到着し、自分たちの船のような気分を味わいながら、ヘッドスルのセッティングやセイルカバーの取り外しをして、出港準備を始めました。

出港準備の中で一番楽しいのは、バウスプリットの上に乗って、フライングジブ、ロワージブ、ロワーステイスルの3枚のヘッドスルを取付ける作業です。今回は、NPさん、真昼のふくろうさん、Minnowさんが練習しました。

  1. ハリヤードと両舷のジブシートをゆるめます。
  2. ハリヤードのブロック(滑車)をはずして、ハリヤードは一旦肩にかけ、ジブシートは足下に置いておきます。
  3. ハリヤードのブロックが付いていたところに、ジブのタック(前下端)を取付けます。
  4. ジブのハンクスをステイに下からねじれないように取付けていきます。
  5. ジブのピーク(上端)に肩にかけておいたハリヤードのブロックを取付けます。
  6. ジブのクリュー(後下端)にジブシートをもやい結びで取付けます。この際、ジブシートが内側のステイの外側を通るように取り回しに気をつけます。一方のジブシートをクリューにもやい結びで結んだ輪に、もう一方のジブシートをもやい結びで結びます。
  7. ジブをたばねて、バウネットのワイヤーに結んであるガスケット(細いロープ)をジブのピークのそばにある輪を通して、反対側のバウネットのワイヤーで結び、ジブが風でばたばたしないようにしておきます。
  8. ハリヤードを引いてたるみを取り、ビレイします。
  9. ジブシートも引いて余分過ぎるたるみを取り、ビレイします。

以上の作業を、一番前のフライングジブから順番に3つのヘッドスルに対して行います。今回の課題は、

  • フライングジブのジブシートの取り回しを間違って、ロワージブ用のステイの内側を通っていたので、フライングジブを上げる時にそれに気がつき、一度降ろしてジブシートを付け替えました。
  • ガスケットをバウネットのワイヤーに留める結び方を練習していなかったので、一度結んだものがほどけたり、結ぶのに時間がかかったり、ガスケットをやり直したりしました。たぶんツーハーフヒッチで結んでおくのが一番良いと思うのですが、今度船長に確認しておこうと思います。
  • ジブシートをジブに付ける際、もやい結びをいろんな身体の向きでできるようになっておかないととまどいます。

失敗する方が強く印象に残って身に付くので、セイルトレーニングの効果も大きくラッキーでした。

(続く)

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