ツバメ合宿2日目: 静浦→安良里

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早く寝たのに結局起きたのは7時でした。私としてはちょっと寝坊気味かも。

Pict1446朝食はまた丸天に行きました。何と、ここ10日間のうち、5日は沼津魚市場で朝食を食べたことになります。我ながらちょっとあきれます(^^;)。しかも「まぐろのテールシチュー定食」なんて夕食メニューっぽいものを頼んだので、味はとーってもおいしかったですが、お腹はもうパンパンです。定食なのでシチューに味噌汁が付いてくるのです(笑)。

Pict1450港に戻り、鳥のフンでちょっと汚れていたデッキの掃除をして、10時頃にヤマネコ号に続いてツバメも出港しました。すぐにヤマネコ号のセールが次々と上がっていきます。今日はAmiヨットクラブの方が冬のセールトレーニングをするそうです。ツバメもセールを上げると少しずつヤマネコ号に追いついていきました。

やはりセールを上げたヤマネコ号は美しいです。乗っていると全体が見えないけど、一緒に帆走しながら間近にヤマネコ号の雄姿を眺められるのは素敵です。

Pict1456ツバメの方が速いので、しばしヤマネコ号の回りをぐるりと回りながらいろいろな角度からの姿を堪能しました。

今度は海戦もやってみたいものです。

海上で手を振ってお別れして、ツバメは安良里までの長い帰航の途につきます。ヤマネコとツバメがじゃれあっている頃はそよ風程度だったのが、だんだんいい風が吹き出しました。大瀬崎の近くでメンスルを1段リーフしました。30度くらいヒールしながら快走します。

ちょっと向かい風気味なのでタックしながら南下しているうちに、少しずつ風も波も強まってきていて、いつの間にか白波も立つ荒れた海になっていました。

突然サイドステーの1つがはずれたり(マストトリム用のものでマストが倒れる心配はなかったです)、リーフィング用のロープの結び目がほどけてメンスルがまた開いてしまったりというトラブルにも見舞われます。

波も2mを越えて、ヒールも45度くらいで、セールを張り過ぎています。O船長が、ずぶ濡れになりながら何とかジブを降ろしました。その間、艇を風下よりに向けてヒールを抑えていたので、その分後戻りすることになります。

メンスルも降ろしたいけど今の人手ではちょっと足りません。1段リーフのメンスルとエンジンで機帆走しながら、何とか安良里を目指します。

時々バケツをぶちまけるような波を全身に浴びてしまいますが、幸い水温はそこそこあるので寒くなり過ぎることはありませんでした。

いやー、豪快な航海でした。天気予報では土曜より日曜の方が穏やかなはずだったし、後でその時の天気図を見てもそれほど吹くような気圧配置には見えずむしろ穏やかな好天を思わせるものだったのですが、やはり冬の海はなかなか予想通りには行かず侮れません。

昨日の往路では、明日戻る時はもっと海が穏やかだろうから、お昼はカセットコンロで鍋物でも作ってつつきながら帰ろうかなんて冗談を言っていたのはとんでもないことでした。

何とかようやく安良里にたどり着き、さすがに良い港で、ちょっとした湾に入るとまだ港外ながら風も収まってメンスルを降ろすことができました。

でも港内も風は吹いていて時々突風が来るしで、最後にブイに着ける際に私のチョンボもあって2回やり直しました。

ふーーっ、お疲れ様でした。当然ながら途中の写真は撮っている余裕が無かったのでありません(^^;。

海水で濡れたままのセールは、本当は水洗いして乾かしてから畳みたいのですが、仕方ありません。それなりに片付けて、遅めのお昼を食べて、冷えた身体を温めにまた伊豆長岡温泉に向かいました。ちょっと苦労した後だけに、温泉がとってもありがたいです。

Pict1467夕食は、またもや丸天に行きました。昨日今日で3回目なので、さすがに覚えられてしまいました。朝がヘビーだったので、ちょっと軽めのものにしたつもりが、やっぱりこのお店は量があります。結局たらふく食べちゃいました。

これで今年のツバメ合宿はおしまいです。

ツバメ、ヤマネコ号、ばんざい!

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