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まるでユースホステル
セントアンソニーの宿は朝食付きなので、昨日はスロベニア人の、今朝はオランダ人のカップルと会話をする機会がありました。
皆、遠距離ドライブをしてイエローストーンに通う人ばかりなので、旅情報の交換ができるのもありがたいし、ユースホステルに泊まっているような雰囲気も楽しめました。
ファイヤーホール・キャニオン
イエローストーン3日目は、南西部のガイザーカントリーを再び訪れ、初日に見たオールドフェイスフル周辺(アッパー・ガイザー・ベイスン)以外のたくさんの見所をめぐりました。
まず最初に、一方通行のファイヤーホール・キャニオン・ドライブ(地図A)に入り、ファイヤーホール滝を見て・・・
狭い渓谷の急流を眺めました。
ロウアー・ガイザー・ベイスン
次に、ロウアー・ガイザー・ベイスン(地図B)のトレイルを歩いて・・・
青々としたファウンテン・ペイント・ポットの温泉プールや・・・
赤い泥が噴出しているレッド・スパウターなどを見てまわりました。
楽しいトレイル歩きでしたが、今朝は冷え込んでいて、フリースの上にダウンジャケットを着てちょうど良かったです。
ミッドウェイ・ガイザー・ベイスン
次のミッドウェイ・ガイザー・ベイスン(地図C)は、既に満車の駐車場に入る順番待ちで車を駐めるのに苦労しましたが、ここのトレイルも素晴らしかったです。
最初に橋を渡った所で川に流れ込んでいる温泉の源をたどるように歩いて行くと・・・。
湯気もうもうの温泉プールがあったり・・・
まるでウユニ塩湖のような景色にも出会えました。
ここは広々としていて実に気持ちの良いところでした。
ビスケット・ベイスン
次のビスケット・ベイスン(地図D)は・・・
駐車場にバイソンがいましたが、もうめずらしくなくなったので、さっさとトレイル歩きに出発です。
緑色の温泉の小川を越えて遊歩道を歩いて行くと・・・
名前負けしていないサファイヤ・プールがあり・・・
エメラルド色の温泉プールもありました。この右奥にも歩いているバイソンがいます。
ここの駐車場の車の中で良い景色を眺めながら持って行ったサンドイッチでランチにしました。
ブラック・サンド・ベイスン
この辺りのガイザーめぐりとしては最後にブラック・サンド・ベイスン(地図E)を見ました。
トレイルを歩いていると、川向こうの小さな間欠泉がちょうど噴出しました。
名前の通り、川の流れも温泉プールも黒々としています。
きれいな青と緑のプールもありました。
ファウンテン・フラット・ドライブ
一通り間欠泉や温泉プールなどを見終わったので、ちょっと気分を変えて、広々とした草原にゆったり川が流れているファウンテン・フラット・ドライブ(地図F)に行ってみました。
車道の終点からしばらくトレイルを歩いて行くと、温泉が湧き出して川に流れ込んでいる所があり、そこは地面が色とりどりに染まっていておもしろかったです。
ギボン滝
まだ時間があるので、明日行くつもりだったギボン滝(地図G)を見に行きました。
滝の下流側へしばらく歩いた所から振り返ると、右岸(写真では左側)がきれいな岩壁になっているのがよく見えました。
アーティスト・ペイントポット
まだ時間があったので、最後にアーティスト・ペイントポット(地図H)に行ってみました。
トレイルの一番奥の高台から振り返って見渡すと、実に色々な色が散らばっていて、確かに絵描きのパレットのようでもあります。
その一つ一つの色をクローズアップで見てみると、例えばこんな景色です。
予定になかった場所ですが、ここもおもしろい見どころでした。
宿に戻って、今日も(まだ半分以上残っていますが、この街のガソリンはどこよりも安かったので)給油、買出し、洗濯、夕食を終えてくつろいでいると、宿のホストのお父さんが、子供たちに延々と聖書を朗読してあげていました。
何か『大草原の小さな家』を思わせるようなファミリーでした。