米北西部06: イエローストーン国立公園北部の間欠泉・温泉めぐり

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3連泊した安宿を8時前にチェックアウトしました。イエローストーン国立公園に毎日通った長いドライブも今朝が最後と思うと嬉しいです。

テラス・スプリング

まず最初に、昨日通りがかった時に良さそうだったテラス・スプリング(地図A)に立ち寄りました。

地図に名前が載っていないくらいマイナーな見どころですが、短いトレイルがあり、昨日ほど寒くはないし、ほぼ快晴で、実に気持ちの良い朝の散歩ができました。

ノリス・ガイザー・ベイスン

次に、今日最大の見どころであるノリス・ガイザー・ベイスンまで来ると、駐車場が大混雑でしたが、運良くちょうど目の前で出て行った車の空きスペースに駐められました。

2つのトレイルがありますが、最初に南側のバック・ベイスンを歩きました。

最初に現れたエメラルド・スプリングからもう第1級の美しさです。

次のスチームボート・ガイザーは、世界最大の間欠泉で、湯気がもくもくと上がっていましたが、噴出間隔は数日から数十年なので、ここで気長に待つというわけにもいきません。

次のシスターン・スプリングは、周りの枯木立が印象的でした。

このノリス・ガイザー・ベイスンは、イエローストーンの中でも最も活動的な温泉域なので、近年になって熱水現象が拡大した所では、このような枯木立になっているそうです。

次々と現れる温泉の中には、赤いものもあり・・・

緑色のものもあり、とても楽しめました。

バック・ベイスンのトレイルを一周歩いた後、次に歩く北側のポーセリン・ベイスンを眺めながらピクニックランチにしました。

北側のトレイルは、がらりと様子が変わって、広々とした広がりの中に様々な色が見えました。

特にこれまであまり目にしなかった陶磁器のように真っ白な地面が印象的でした。

青と白のコントラストも素敵だし・・・

緑色の川の流れもありました。

ノリス・ガイザー・ベイスンも、期待以上に素晴らしいところで、イエローストーンを見ないまま一生を終えたら実にもったいないことだなあと思いました。

ノリスからマンモス・ホットスプリングスへ

ノリスから北へ、マンモス・ホットスプリングスへ向かう道路は、途中に景色の良い所がいくつもあって、その度に車を停めて写真を撮りました。

まず、ニンフ湖(地図C)です。なんと美しい湖でしょう。

次にスワン湖(地図D)と遠くに見える格好良い山(写真↓右端)に目をひかれました。山は、エレクトリック・ピークという変わった名前をしています。

道路は、ゴールデン・ゲート(地図E)で急に崖肌を巻くように狭い渓谷に入りました。

アッパーテラス

下りきった所がマンモス・ホットスプリングス(地図F)の街ですが、その手前で一方通行のアッパーテラス・ドライブに入り、その途中にあるトレイルを歩きました。

ここは、温泉に含まれる石灰分が蓄積された独特の景観をしていました。

真っ白な石灰棚は、トルコのパムッカレの雰囲気です。

この辺りは、秋芳洞の百枚皿の雰囲気です。

こちらはエイヤーズロック(ウルル)のミニチュアのようです。

これまでに見てきたイエローストーンとは全く違った景色でした。

マンモス・ホットスプリングス

イエローストーン国立公園の北部の拠点となるマンモス・ホットスプリングスの街に入ると、Elk(アメリカアカシカ)の群れが民家の庭を占領していて、レンジャーが観光客が近づきすぎないように交通整理をしていました。

イエローストーンの最後の2泊は、今日からオフシーズン料金で安くなる公園内のロッジに泊まります。

ロッジ内はいたってシンプルで、キャンプ場のようにトイレ・シャワーは100mほど歩いた所にある別棟です。

公園内の宿泊施設はどこも高く、このバンガローみたいなところでオフシーズン料金でも$152/泊もしました。

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