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インドのムンバイを出港したノルウェージャン・スカイ号は、次に寄港するアラブ首長国連邦のドバイに向かって、2日連続の終日航海日にアラビア海を横断しています。
終日航海1日目
6時半に起床して、今日1日の予定を立てました。
この船は、前のノルウェージャン・サン号に比べて朝食が1時間も遅いので、午前中が忙しくなりがちです。
今日も8時の開店に合わせてレストランで朝食、9時過ぎに周回デッキを9周(約4.5km)歩く日課のウォーキングをして、急いで着替えて10:15からの定番の「舞台裏Q&A」にギリギリ間に合って、慌ただしかったです。
舞台裏Q&Aでは、船のショーに関わるプロダクション・マネージャー、コスチューム・マネージャー、リード・ダンサー、リード・ボーカルの4人に、船客がいろいろ質問しました。
「船で大変なことは?」という質問に、ダンサーとボーカルの人が洗濯機の争奪戦と答え、「船を降りて世界のどこかで何か演じるとしたら何をしたいか?」には、2人とも躊躇なくそれぞれが演じることを夢見ている有名なミュージカルの名前を挙げたのが印象的でした。
11時からは定番の「果物と野菜のカービング」を見ましたが、一部の観客グループにとても受けて歓声が何度も上がっていたので、今日のシェフはやりがいがあったことと思います。

昼食を済ませて、ショップをのぞき、戻ってきたランドリーを片付けた後、14時からの「ビリー・ジョエルとエルトン・ジョン特集のピアノ弾き語り」に行きました。
我が家は早めに行って最後の空席に座れましたが、始まるとどんどん観客が増えてきて、最後は立ち見客もびっしり並ぶほど盛り上がりました。ちなみに写真の右奥で壁を背に立っているのがアフリカクルーズでも一緒だったドイツ人3人組です。

15時からは「世界の旗トリビア」に参加して、20問中15問正解で3位でした。今回のクルーズで訪れたばかりのニュージーランドの国旗をオーストラリアと間違ってしまったので、「星が少ない方が小さなニュージーランド」と今度こそしっかり覚えておこうと思います。
夕食までは、プールで泳ぎ、ジャグジーにつかり、船室でシャワーを浴びて、夕食後は、有名ミュージカルの歌を次々と男性ボーカルが歌うショーをシアターで観ました。
船室に戻ると、明後日のドバイ入港後に船客1人1人の入国審査が順番にあり、我が家は最後の組との通知が来ていました。予約済みの現地ツアーの集合時刻に間に合わない可能性があるので、まだギリギリ無料キャンセルが可能だった現地ツアー(夕方からの夕食付き砂漠ツアー)をキャンセルして、船の寄港地ツアー(午前の食事なし砂漠ツアー)を予約しました。
これなら午後は個人でドバイ市街観光をする時間をたっぷり取れるし、余っていてどうやって使い切ろうかと思案していたクレジットを寄港地ツアー代に使えたので、かえって良かったです。
寝る前に時計を30分戻して、アラブ首長国連邦の時間帯に合わせる時差調整をしました。
終日航海2日目
今日も慌ただしく、6時半起床、8時から朝食、日課のウォーキング、着替えの後、定番の「船の運行Q&A(How to Run a Ship Q&A)」に少し遅れて行きました。船長、機関長、ゼネラルマネージャー(船のホテル部門のトップ)に船客から質問できるセッションです。

ムンバイ出港後に、船がなぜいったん南西に向かう遠回りをしたのか尋ねたかったのですが、船長の喋り方が少しこもっていて聞き取りづらいので止めておきました。
続いて「ケーキマスターの戦い(Battle of the Cake Masters)」という、ケーキ作りのシェフ、クルーズディレクター、船客代表が、作ったケーキの出来栄えを競うイベントを見ました。定番ですが、笑いを取る役となるクルーズディレクター(今回は写真↓の米国出身のウィル)のキャラが色濃く出るので毎回楽しめます。

その後、アラブ首長国連邦に関するトリビアに予習がてら参加しました。
ランチはビュフェで済ませて、13時からリピーター向けのカクテルパーティに行き、普段は有料のカクテルが無料で飲めるのでおかわりもいただきました。

同じテーブルだったシニアな女性は、新型コロナが急拡大した時にローマ→ドバイ→ケープタウンのクルーズ中で、船では1人も発症しなかったのに、寄港できないまま18日間も船上生活が続いたそうです。
その後は、ピアノの弾き語りを聴きながら明日のドバイ観光の下調べをしたり、ビートルズとクイーンズに関するトリビアに参加したりしました。
船は、既にオマーン湾に入っていて、夜の間にホルムズ海峡を通過する予定です。

その晩のショーの後、船の乗組員がステージ上に勢揃いして挨拶するクルーズ終盤の定番イベントがありました。
