ウルムチ→上海

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ぐっすり寝入った頃、コルラから乗車した乗客に起こされて、車掌も最初はこちらの味方をしてくれたけど、結局席を替わってもらえず、元々の切符通りの席に戻って、航海士とは別々のコンパートメントになりました。

寝台は快適で、今回の旅で一番ぐっすり眠って、目覚めるともう8時過ぎでした。持ち込んだ食料で朝食にして、もう一眠りしたら、18時間なんてあっという間で、ウルムチに到着です。こういう列車だったらもう何日か乗っていても苦にはならないです。

列車は20両くらいあり、数百人の客が一斉に駅を出るので、駅前は客引きも含めて大混雑。荷物を持ったまま食べる場所を探すのも大変だし、まずは今日の見所の博物館まで移動です。バスは大混雑で無理そうです。タクシーをつかまえるのも大変そうですが、誰も行列を作っていない中、ちょうどやって来て目の前で客を降ろした車をつかまえました。
博物館の近くに近代的なショッピングモールがあったので、そこのフードコートでお昼。注文の仕方が分からなくてモールの人のお世話になりましたが、今回の旅行ではまだ食べ損なっていたポロ(ピラフ)をたべられました。ウズベキスタンで食べたのよりはあっさりめ。

博物館は、楼蘭美女と呼ばれるミイラが有名ですが、この辺りの各民族ごとの顔立ち、住居、衣装、文化などを紹介するコーナーがすごく面白かったです。

博物館に荷物を預けたまま、近くのスーパーで持って帰る食料の買出しも済ませ、空港行きの路線バスが走っていたので、時間もたっぷりあるし、それに乗車。ところが、空港のずいぶん手前が終点で、結局最後はタクシーに乗ることになりました。

上海までのフライトは予定より少し早く23時半頃到着。もうバスも地下鉄も走っていないので、タクシーで今回の旅の一泊目と同じホテルまで行って、ようやく長い一日が終わりました。クチャ一日ツァーの手配をしてくれた人に、このホテルに電話をして夜中の1時頃の到着になることを伝えてもらっていたので、チェックインはスムースでした。

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