ミステリー島(バヌアツ)寄港:無人島で探検とビーチ遊び

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無人島にテンダーで上陸

上陸の支度をしている間に太陽が上がってしまい、水平線からのサンライズは見逃しましたが、今日も良い天気になりそうです。

2番目の寄港地は、なんと無人島です。あまり聞いたことがないバヌアツ共和国にあるミステリー島で、歩いて一周できるくらいの大きさです。

朝から何かすごい音がしていると思ったら、船室のすぐ下にあるテンダーが海に降ろされていました。

テンダー6隻を海に降ろして本船と島の間で船客をピストン輸送するのですが、かなり時間がかかるため、朝早くに配られるテンダーチケットを早く入手した人から順番にテンダーに乗ることができます。

しかし、ゴールドランク以上の人は、テンダーチケット無しで好きな時にテンダーに乗れる特典があります。前回のアラスカクルーズで既にゴールドでしたが、その時はテンダーが必要な寄港地が無かったため、この特典を使うのは今回が初めてです。

エメラルドグリーンの海を渡ってミステリー島に上陸しました。

ようやくスピリット号全体の写真を撮ることができました。岸壁からだと船が大きすぎてどうしても1枚の写真に収まらなかったのです。

無人島を一周歩いて探検

クルーズ船の到着に合わせて近くの有人島からボートで渡ってきた地元の人々が、桟橋のふもとで歓迎の演奏をしてくれていました。

たくさんの地元の観光業者のキオスクも並んでいて、船の寄港地ツアーよりここで手配する方が安くいろいろありそうですが、今日はツアー無しでビーチで遊ぶ予定です。

まずは島を一周歩きながら一通り探検することにしました。日向は暑いですが、木陰は涼しいです。

髪結、椰子の実ジュース、マッサージなど、いろいろ並んでいるところを通り抜けて行くと、この小さな島になんと空港がありました。左の緑の小屋が「空港ターミナルビル」です。

手前のプレートによると、クイーン・エリザベス2世が1974年にこの島を訪れたそうです。

空港の滑走路は草地ですが、島の端から端まで延びています。

泳ぐのに良さそうな場所を探しながら歩いていくと、この岩場の少し先に良い木陰があったので、荷物をそこに残して島一周歩きを続けました。

所々にとても野生的なトイレがありましたが、結局、桟橋のそばにあった水洗トイレしか使いませんでした。

これも観光サービスの一つで、大釜の中に立って火炙りにされながら、地元民の戦士に首を刎ねられそうになっている写真を有料で撮ってもらえるみたいです。

浮かぶハンモックとチェア

島を一周した後は、ビーチで過ごしました。

少し岩がある辺りでスノーケリングをすると、何種類ものきれいな熱帯の魚がたくさんいて、数十cmの青い大きな魚も1回だけ見ました。

今回の新兵器はフローティングハンモックです。空気を入れて膨らます2本の円柱型の浮きの間に網が張ってあって、1本を首の下、もう1本を膝の下に入れると、実に気持ちよくプカプカ浮かべました。

両方の浮きを脇の下に入れてネットの上に座ると、今度はフローティングチェアになって、これも快適でした。

船でパブランチ

島に食べる所はないので、ランチに一度船に戻りました。

船の24時間営業のパブみたいなレストランに初めて行って、チキンウィング、シーザーサラダ、ブルーチーズバーガー、ルーベンサンドのランチにしました。

午後のビーチ

また島に引き返し、午後は、島を一周した時にまだ見ていなかった大きなビーチで泳ごうかと思いましたが、ここは遠浅すぎました。

ビーチをよくよく見ると、砂の上でカニやヤドカリが動いていました。

結局、午前と同じビーチでスノーケリングしたりフローティングハンモックで浮かんだりして、15時頃までのんびり過ごしました。

ジャグジーとカントリーミュージック

船に戻った後は、まずジャグジーにつかりました。

妻は船のジャグジーが大好きでよく行きたがるのですが、私は水着に着替えたり入った後で水着の始末をしたりを面倒に思ってしまいます。でも今日は濡れついでなので喜んで入りました。

部屋に戻り使ったマリングッズの後片付けをして、夕食を済ませると、19時からのブレイジング・ブーツというカントリーミュージックのショーがすっかり始まっていましたが、途中からのぞいてみるとおもしろそうだったので、21時からの2回目のショーを最初からしっかり見ました。

きれっキレのダンサーたちが印象的でした。

今日までずっとシドニーと同じ時間帯でしたが、寝る前に時計を1時間進めてフィジー時間になりました。

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