キングスキャニオンをハイキング

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ロングドライブ

昨日1日でウルルカタジュタも一通り見ることができたので、片道3時間以上のドライブが必要ですが、キングスキャニオンへ行ってみることにしました。

4時起き、5時半出発で、最初は真っ暗でしたが、1時間あまりドライブした頃、きれいな朝焼けが見えてきました。

マウント・コナーという南極の氷山みたいに平らな岩山も遠くに見えていました。

この辺りでも雨だったのか、3ヶ所ほど道路が冠水していたところを慎重に通り過ぎました。

ほとんど何もない荒野をずっと走るので、途中の数少ないガソリンスタンドで給油とトイレ休憩をしました。

思ったより時間がかかって、9時過ぎにキングスキャニオンに到着しました。

トレイル歩き

キングスキャニオンは小さなグランドキャニオンみたいな所で、3つのトレイルがあります。

リム(渓谷の崖の縁)を一周するトレイルが一番景色は楽しめそうですが、妻が歩くには長過ぎです。渓谷の中に入って行くトレイルは、往復2kmで1時間ほどで歩けるのでちょっと物足りません。しかも、その2つのトレイルは、最近の雨で途中で水没している所があるとの警告が出ていました。

そこで、片方のリムを往復する4.8km、2時間のSouth Wall Return Walkというトレイルを歩くことにしました。

ところが、このトレイルの入り口もいきなり水没していたので、靴とソックスを脱いでジャブジャブと川の中を歩いて渡りました。

そこからリムまでの道は基本的に登りで、この先は水没の心配はもうないので、赤い岩肌が広がる景色を楽しみながら登って行きました。

結局妻は最初の急坂を登り切ったところで待つことになり、その先は私1人で往復することになりました。

1時間ほど歩いたところで、景色が大きく広がりました。

その先に渓谷が見えてきました。

風が強かったので、バランスをくずさないように、リムの崖っぷちまで最後は腹這いになって進み、渓谷の中を恐る恐る覗くと、素晴らしい景色でした。

リムに沿って渓谷の一番奥まで歩いて行くと、このトレイルの終点のゲートがありました。リムを一周するトレイルを歩く人は、渓谷の対岸のリムを歩いて来て、この一方通行のゲートを通ってこちら側に来れるのですが、私が歩いたトレイルはこのゲートの向こう側には行けず、ここで引き返すことになります。

天気にも景色にも恵まれて大満足のハイキングができました。

ちなみに、ドラマ版の『世界の中心で、愛をさけぶ』のウルルでのシーンは、このキングスキャニオンがロケ地だったそうです。

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