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湿原を一周歩いて蓼科へ前乗り
文化の日の3連休にアーサー・ランサム・クラブ(ARC)の総会を蓼科ですることになりました。
我が家は前日から蓼科に向かい、行く途中で踊場湿原(霧ヶ峰三大湿原のひとつ、通称「池のくるみ」)を一周歩くと・・・
池の中の可愛げな谷地坊主(やちぼうず)や陽の光できらきら輝くススキの穂が印象的でした。
15時ちょうどにAMBIENT蓼科ホテルにチェックインした後、女神湖を一周歩きました。
紅葉はまだ十分に見頃で良かったです。
ゲリラ企画で女神のテラスへ
ARC総会は隔年で行われますが、前回はコロナ禍でオンラインだったため、台風に見舞われた前々回以来4年ぶりに、北は札幌から南は福岡から、今回は総勢27名が蓼科に集います。
初日に早いバスで来た人の中で最終日に早いバスで帰るため最後のイベントに参加できない人がちょうど4名いたので、急遽「ゲリラ企画」と称して、私の車で最後のイベントで行く御泉水自然園にお連れしました。
自然園の中の遊歩道を歩いて行くと、色鮮やかに紅葉した楓が目を惹きます。
女神のテラス1830まで来て、女神湖の向こうに連なる中央分水嶺(霧ヶ峰〜美ヶ原)や北アルプスの山々をゆっくり眺めました。
駐車場に戻る途中、蓼科山からの湧水を皆で手ですくって美味しい、美味しいと言いながら飲んだのですが・・・
2日後に明らかになる衝撃の事実をこの時はまだ知りませんでした。
手旗信号の練習とゲーム
今年のARC総会のテーマは、アーサー・ランサム著『ツバメの谷』です。
その物語に出てくる場所や全12巻のシリーズ中で主要登場人物がやることにちなんで作った総会プログラムの初日分:
- 先着組: 佐久平駅1235-1320ホテル(無料送迎バス)
- 到着時にチェックイン
- 1330-1530 自由時間(ゲリラ企画あり)
- 後着組: 茅野駅1435-1520ホテル(無料送迎バス)
- 到着時にチェックイン
- 1545 ホテルフロントロビー集合
- 1545-1715 マス湖探検
- ホテル隣接の女神湖を一周
- 手旗信号の練習・ゲーム
- 1730-1900 夕食バイキング
- 1930-2015 星空観察会
に従い、全員が集まったところで女神湖畔の遊歩道を歩いてホテルの対岸まで行き・・・
広場のようになった所で、英文の手旗信号の練習をしばらくしました。
送信用と受信用のアンチョコを見ながら、身体のどこかの部位を表す単語をローマ字でゆっくり1字ずつ送り、受信できたらその部位を指差して正解かどうか確認します。例えば、HANAと送られてきたら、鼻を指差します。
多少なりとも慣れたところで、2チームに分かれて、手旗信号による伝言ゲームをしました。
「TUBAME」を伝言したツバメチームは、途中で意味が分からない4文字に変化してしまったので、時間はかかったものの「AMAZON」を最後まで正しく伝言できたアマゾンチームの勝ちとなりました。
ゲームを終えてホテルに戻る頃には、日も風も落ちて女神湖は鏡のようでした。
カニ食べ放題付きバイキングの夕食
すぐに夕食バイキングです。
今回の総会のためにホテルを半年前に予約した時には普通のバイキングのプランだったのが、その後カニ食べ放題付きの値上がりしたバイキングに変更となったものの、料金据え置きでカニも食べられるようになってラッキーでした。
しかし、カニに何度かあたったことがある私は食べられず、指をくわえて見ていました。
星空観察会
19時半からはホテル主催の無料の星空観察会に参加するため、すっかり暗くなったクリスタルチャーチ(写真は明るい昼間に撮ったもの)の前に集合しました。
メンバーの中には、天文好きも何人かいるので、星空ナビゲーターの方に「今日は詳しい人が多そうですねえ」と言われましたが、さすがにプロなその方の語りや案内が素晴らしくて、詳しい人も含めて全員で星空を楽しめました。
公式観察会が終わった後も、星に詳しいSさんが持って来た三脚と双眼鏡を囲んで集まり、プレアデス星団、衝(惑星が太陽の真反対の位置に来ること)で今が一番明るい木星の衛星、ペルセウス座の二重星団などを見て自主的観察会が21時頃まで続きました。
鳥の鳴き声クイズ
その後、広いレイクビュースイートの部屋に希望者は集まって、飲んだり、ゲームをしたりしました。
Tさん持参の鳥の鳴き声クイズは、スマホで専用サイトから鳥の鳴き声を聞いて、その鳥の写真とカタカナで書かれた鳴き声が載ったカードを取るゲームで、思ったより難しかったけど楽しめました。